皆さん、こんにちは😊
段々と暖かくなり春めいてきましたね🌸
ウキウキとお散歩に出かけたくなりますが、花粉症の方にはとても辛い季節でもあります💦
日本気象協会のH P(https://tenki.jp/pollen/expectation/)によると、
大阪の花粉飛散量は、例年に比べてやや少ないそうです。
スギ花粉症で涙が止まらなくなる私は、1種類の飲み薬で落ち着いていますし、
患者さんとお話していても、まだそんなに“きてない”印象です。
とはいえ、「顔が痒い」や「普段使っている化粧水がしみる」といった症状で来られる方は増えてきています。
毎年同じ季節にこのような症状が出るならば、🌲花粉皮膚炎🌲の可能性はあります。
花粉皮膚炎は、花粉の粒子が皮膚に接触することで引き起こされる接触皮膚炎(かぶれ)の一つと考えられています。
花粉症といえば、ツーっと落ちてくる鼻水や鼻詰まり、目の痒み、くしゃみなどを思い浮かべる方が多いかと思いますが、お肌の痒みも引き起こしてしまうんですね⚡️⚡️⚡️
最近は、テレビでも花粉皮膚炎が取り上げられるようになり、
(2022.3.8. 放映の読売テレビ・かんさい情報ネットten.で花房理事長が電話取材を受けました。)
ご自身で「顔が痒いのは花粉のせいでしょうか…?」と聞いて下さる方がいらっしゃるくらい、メジャーになっているようです。
特に、アトピー性皮膚炎の方に起こりやすく、顔や首などの露出部に赤みや痒みが出てきます。
具体的には、目の周りや顔全体がイジイジ痒くて、顔を水にバシャっとつけて洗いたくなる感じ…
これでは、せっかくの春のお散歩が楽しめません💧
基本の治療は、以下の2つです。
①アレルギー反応を抑える抗ヒスタミン薬の内服💊
②皮膚の炎症を抑えるステロイドの外用
予防として、以下のことを心がけましょう。
①外出時は、メガネやマスク、帽子などを着用する👓
②帰宅後、早めにシャワーを浴びて顔や髪に付着した花粉を洗い流す🚿
③洗濯物は室内で部屋干しする👕
④しっかりと保湿をする(乾燥すると皮膚のバリア機能が低下するため)
他に、花粉症が重症化すると、感冒様症状(倦怠感、微熱、頭痛)や食欲低下といった症状も見られます。
花粉症の治療は、症状が出てからではなく、症状が出る前に開始することが大切です❗️
早めの対策をして、春を快適に思いっきり満喫しましょう😊
- 投稿タグ
- 花粉皮膚炎,花粉症