TCAクロス

ニキビ痕毛穴

こんな方におすすめです

深いニキビ跡がある方
比較的小範囲のニキビ跡の方

TCAクロスとは？

トリクロロ酢酸と呼ばれる非常に強いピーリング剤を塗布することで、深いニキビ跡を改善する治療です。
トリクロロ酢酸自体は、かなり薄めて使用されることが多い薬剤ですが、TCAクロスでは50％濃度の薬剤を使用します。
塗布した部分が白くなるくらいの剥離機能により、肌の再生を促すことが可能です。
おおよそ1～2回で治療が完了します。

当院でできる治療方法

●当院におけるTCAクロスの位置づけ
ＴＣＡクロスは下記の方に向いた治療です。

・アイスピック型のニキビ跡
・小範囲なニキビ跡

日本では比較的新しい治療ですが、海外ではハードピーリングとして一般的な治療です。
アイスピック型はフラクショナル等の他のニキビ跡治療ではなかなか効果が出にくいですが、TCAクロスにより著効する為、当院でも導入致しました。
強力な効果を持つ一方で、高い確率で色素沈着を起こす副反応が予想されます。
そのため、細かいニキビ跡に対してはフラクショナルレーザー等で全体的に浅くして、アイスピック型だけTCAクロスを行うことをお勧めしております。

対象となるニキビ痕	ニキビ跡にはいろいろな種類があります。大きく分けて、アイスピック型・ボックス型・ローリング型・肥大型の4つがあります。 TCAクロスはアイスピック型と呼ばれる深く狭い幅のニキビ跡に特に有効な治療です。アイスピック型はありふれたニキビ跡で、小さいものであれば、フラクショナルレーザーやダーマペンでも治療効果が期待できます。
トリクロロ酢酸の濃度	症状次第ですが、50％～100％と高い濃度のトリクロロ酢酸を使用します。
施術時間	約10分程度（麻酔なし）
ダウンタイム	かさぶたになることがありますが、通常1週間以内にはがれます。
副作用及びリスク	人工的に皮膚に傷をつけるため、色素沈着のリスクはありますが、通常は2～3ヶ月でひいていきます。施術後数時間は、トリクロロ酢酸の作用で表面がヒリヒリすることがあります。トリクロロ酢酸塗布後は、2～3時間で洗顔をしてください。