こんな方におすすめです
- 重症のニキビにお悩みの方
- 繰り返しできるニキビにお悩みの方
イソトレチノインは、重度のニキビや難治性のニキビ対して効果を発揮する治療薬です。
ビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑えることでニキビの発生を防ぎます。
また、アクネ菌に対する抗菌作用・抗炎症作用もあります。
イソトレチノインの内服方法と費用について
イソトレチノインは1日1錠(20㎎)を食後に内服します。
内服終了後は、数年にわたりニキビが出来にくくなります。
牛乳や油を多く使う食品と一緒に内服すると、吸収が過剰になる可能性があるので避けてください。
イソトレチノイン ※海外医薬品
イソトレチノインが内服できない方と注意点について
以下に該当する方は内服はできません。
- 妊娠中、授乳中の方
- 妊活中の方(男女とも)
- 15歳以下のお子様、成長期で身長が伸びている方
- 肝機能障害のある方
- ビタミンAに対するアレルギーをお持ちの方
- 炭酸ガスレーザー・フラクショナルレーザーなど、レーザーによる治療を予定している方
- 炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)のある方
- テトラサイクリン系抗生剤※を使用中の方
※テトラサイクリン系抗生剤・・・ミノマイシン、ミノサイクリン、ビブラマイシン、ドキシサイクリンなど
注意点
- ビタミンAのサプリメントを服用している方は、ビタミンAが入っていないサプリメントに切り替えていただき、再開する場合は、1週間あけてから服用を開始してください。
- ステロイド、フェニトインとの内服併用は控えてください。
- 胎児への影響(奇形のリスク)があるため、妊娠中の方の服用はできません。
- 男女とも、内服前1ヶ月、内服中、内服後(女性は6ヶ月、男性は1ヶ月)は避妊をしてください。
- 妊娠女性への輸血により胎児にイソトレチノインの影響が生じる可能性があります。服用中、飲み吠えて6ヶ月以内の献血は控えてください。
- 服用期間中、服用後1ヶ月は授乳をしないでください。
- イソトレチノインをほかの人と共有しないでください。
副作用に注意が必要な治療薬となります。イソトレチノインを使用できるかを確認するためにも、必ず、皮膚科医の指導を受けてください。
美容皮膚科治療では、国内未承認医薬品又は医療機器を用いて施術を行います。
「個人輸入において注意すべき医薬品等について」はこちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html