【ゼフナート(リラナフタート)】とは|【医師監修】皮膚科専門医が解説する効果・使い方・注意点・薬価ガイド

はじめに|ゼフナートを正しく使えば、しつこい水虫は卒業できる

「水虫がなかなか治らない」「治ってもまた毎年再発する」「1日2回も塗るのが続かない」――そんなお悩みを持つ患者さんに、皮膚科でよく処方される外用抗真菌薬の一つが、ゼフナート(一般名:リラナフタート)です。
大阪の花ふさ皮ふ科グループでは、皮膚科専門医が日々、足白癬や体部白癬で悩む患者さんの診療にあたっており、ゼフナートはルリコン・ラミシール・ニゾラールなどと並ぶ「1日1回で済む外用抗真菌薬」の選択肢として大切に位置づけられています。
本記事では、ゼフナートの基礎知識から、クリーム・外用液の使い分け、再発を防ぐ塗り方のコツ、最新の薬価情報、他の外用抗真菌薬との比較、よくある質問まで、皮膚科専門医・アレルギー専門医・医学博士の花房 崇明が分かりやすく解説いたします。
「市販の水虫薬を試したけれど治らない」「毎日2回の塗布が続かなくて挫折した」「家族にうつしたくない」――そんな方こそ、正しい知識でゼフナートを使いこなし、足の健康を取り戻していただきたいと思います。


1. ゼフナート(リラナフタート)とは

ゼフナート(一般名:リラナフタート、Liranaftate)は、全薬工業株式会社が製造販売元、鳥居薬品株式会社が販売を担うチオカルバマート系の外用抗真菌薬です。クリーム製剤と外用液製剤の2剤形があり、足白癬や体部白癬の治療薬として長年処方されてきました(添付文書 2022年8月改訂・第1版)。

1-1. ゼフナートの位置づけ

ゼフナートは、伝統的な抗真菌成分であるトルナフタートを発展させたチオカルバマート系の改良型です。古くから皮膚科で使われてきた系統の薬剤を、より高い角質貯留性と殺真菌作用に改良したもので、「1日1回で済む」「白癬菌に強い」という臨床的に扱いやすい性質を備えています。

1-2. 1日1回で済む使いやすさ

ゼフナートの最大の魅力は、1日1回の塗布で十分な効果が得られることです。患部の皮膚(角質)への滞留性が高く、1回塗布した薬剤が長時間にわたって有効濃度を維持してくれます。これにより、「朝も夜も塗らなければ」という負担が減り、治療を最後まで継続しやすくなります。


2. ゼフナートの特徴

2-1. スクワレン・エポキシ化反応の阻害による抗真菌作用

ゼフナートの有効成分リラナフタートは、添付文書に記載されているとおり、真菌細胞のスクワレン・エポキシ化反応を阻害し、細胞膜構成成分であるエルゴステロールの生合成を阻害することで抗真菌作用を発揮します。
抗真菌スペクトラムは皮膚糸状菌(Trichophyton 属、Microsporum 属、Epidermophyton 属)に対して強く、足白癬の主な原因菌である Trichophyton rubrum や Trichophyton mentagrophytes に対するMIC値も低濃度(0.004〜0.078 μg/mL)で抑制可能と報告されています。
また、in vitro 試験で Trichophyton mentagrophytes に対して耐性を発現しなかったことが報告されており、再発や長期使用にも安心しやすい特性を持っています。

2-2. 角質貯留性に優れ、全身吸収はほぼなし

ゼフナートは皮膚の角質層に薬剤がよく留まる性質を持ち、一度塗布すると角質中に有効濃度の薬剤が長時間保持されるため、1日1回の塗布でも効果が持続します。
加えて、添付文書の薬物動態試験によれば、健康成人の背部皮膚にゼフナートクリーム2%を5g単回または7日間連続塗布した際、血漿中・尿中に未変化体は検出限界(1ng/mL)以下でした。すなわち全身吸収はほぼ無視できるため、皮膚以外への影響を心配せず安心して使用できます。

2-3. クリーム・外用液の使い分け

ゼフナートは2つの剤形が用意されており、患部の状態に応じて選択します。

剤形 特徴・メリット 適した患部
ゼフナートクリーム2% しっとりと伸びがよく、保湿性も期待できる。汎用性が高い。 乾燥〜やや湿った患部、かかとや足裏など広い面
ゼフナート外用液2% サラッとした使用感で浸透性が高い。べたつかない。 指の間、毛が生えた部位、汗をかきやすい場所

汗をかきやすい夏は外用液、乾燥する冬はクリームに切り替える、といった季節での使い分けも実用的です。


3. 適応疾患と使用方法

3-1. 適応疾患

ゼフナートの適応症は以下の通りです。

  • 白癬
  • 足白癬(みずむし)
  • 体部白癬(たむし)
  • 股部白癬(いんきんたむし)

なお、ゼフナートは皮膚カンジダ症や癜風(でんぷう)には保険適用がありません。これらの感染症が疑われる場合は、ルリコン(ルリコナゾール)やニゾラール(ケトコナゾール)といったイミダゾール系の外用薬が選択されます。正しい診断のためには、必ず皮膚科専門医を受診してください。市販薬で自己判断を続けて誤った薬を使うと、悪化・長期化の原因となります。

3-2. 正しい塗り方

通常、1日1回、患部および患部周辺に薄く塗布します。塗るタイミングに厳密な決まりはありませんが、入浴直後は皮膚がやわらかく、清潔な状態のためおすすめです。タオルで水分をしっかり拭き取り、皮膚が完全に乾く前のしっとりした状態で塗布するのがコツです。

塗る量の目安(FTU・グラム換算)

範囲 1回の使用量の目安
片方の足の裏全体 約0.5g(人差し指の先端から第一関節までクリームを絞った量)
両足の足の裏全体 約1.0g(=1FTU 2回分)
1本(10g)あたり 両足底に1日1回塗布する場合、約10日分(10gチューブの場合)

塗り広げ方のコツ(クリーム)

クリームを一度に塗り広げようとすると均一に伸びません。1回分(0.5g)を3つに分け、次の順で塗り広げると塗りムラなく仕上がります。

  1. 1/3 → すべての指の間にすり込む
  2. 1/3 → 足の裏の上半分(土踏まずから指先・足指の付け根)
  3. 1/3 → かかとと足の縁(側面)

外用液を使うときのコツ

ゼフナート外用液は、容器の空気を抜かずに押すと液が出すぎてしまうことがあります。空気を抜いてから容器の先端を患部に直接押し当てて適量を塗布してください。液の出が多い場合は容器を傾けると量をコントロールしやすくなります。


4. 使用上の注意点

4-1. 「治ったつもり」での中断は厳禁

水虫治療で最も多い失敗が、「症状が消えたから」と自己判断で薬を中止してしまうことです。皮膚表面の症状(かゆみ・皮むけ・赤み)が消えても、角質の奥にはまだ真菌が残っていることがほとんどです。
足白癬の場合、症状が消えてからもさらに1〜3か月は継続塗布を続けることが推奨されます。医師の指示があるまで自己判断で中止しないでください。これが再発を防ぐ最大のコツです。

4-2. 患部より「一回り広く」塗る

真菌は、目に見える病変よりも広い範囲に潜んでいます。足白癬の場合は、症状の有無に関わらず片足全体にまんべんなく塗布するのが理想です。指の間だけでなく、足の裏・甲・かかとまで広く塗ることで、見えない潜伏菌も同時に治療できます。

4-3. 爪水虫(爪白癬)には別の薬が必要

ゼフナートは硬い爪の中まで十分に浸透しません。爪が白く濁る・分厚くなる・ボロボロと崩れるといった症状がある場合、爪白癬(爪水虫)が疑われます。爪水虫の治療には、ルコナック爪外用液5%クレナフィン爪外用液10%、もしくは内服薬(ラミシール/テルビナフィン、イトリゾール/イトラコナゾール、ネイリン/ホスラブコナゾール)が必要です。

4-4. 禁忌(使用できない方)

添付文書では以下の方への投与が禁忌とされています。

  • 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
  • 他の外用抗真菌剤に対して過敏症の既往歴のある方
  • 臨床所見上皮膚カンジダ症あるいは汗疱・掌蹠膿疱症・膿皮症・他の皮膚炎等との鑑別が困難な患者(本剤は白癬菌以外には効果が期待できず、状態悪化のおそれがあるため)

したがって、自己判断で「市販の似たような薬」を使うのではなく、まず皮膚科専門医による正しい診断(必要に応じて KOH 直接鏡検)を受けることが大切です。

4-5. 使用時の注意

  • 眼科用ではありません。角膜・結膜には使用しないでください。誤って眼に入った場合は、直ちに大量の水で洗ったのち、専門医(眼科)の処置を受けてください。
  • 著しいびらん面には使用しないでください。外用液は刺激を生じることがあるため、亀裂・びらん面には特に注意して使用してください。
  • 外用液は合成樹脂を軟化させたり塗料を溶かしたりすることがあります。床・家具・プラスチック類への付着に注意してください。
  • 外用液は引火性があるため、火気を避けて保管してください。

4-6. 副作用について

添付文書に記載されている主な副作用は以下のとおりです。臨床試験における副作用の発現率は 1〜3% 程度で、比較的安全性の高い薬剤に分類されます。

頻度 副作用
0.1〜5% 未満 接触性皮膚炎、そう痒症、発赤、紅斑、刺激感、疼痛、小水疱性皮疹
0.1% 未満 皮膚炎、自家感作性皮膚炎、潮紅

塗布後に強い違和感やかぶれの症状が出た場合は、使用を中止して皮膚科医にご相談ください。

4-7. 妊娠中・授乳中・小児への配慮

  • 妊婦または妊娠している可能性のある方:治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。必ず事前に医師にご相談ください。
  • 小児:添付文書には「小児等を対象とした臨床試験は実施していない」と記載されています。お子さまへの使用が必要な場合は、皮膚科医の判断のもとで慎重に行います。

4-8. 他剤との併用について

添付文書上、ゼフナートとの併用禁忌とされている薬剤はありません。ただし、同じ患部にステロイド外用薬を自己判断で塗るのは避けてください。水虫をはじめとする真菌感染症にステロイド外用薬を使うと、症状が悪化したり感染が広がったりするおそれがあります(局所免疫が抑えられ、菌が増えやすくなるためです)。
湿疹様の症状を伴っていて「かゆみが強くてつらい」場合などは、自己判断で市販のステロイドを足さず、まず皮膚科専門医にご相談ください。鑑別診断と適切な併用設計は医師が判断します。

4-9. 家族・他人にうつさないために

水虫は家庭内でバスマット・タオル・スリッパ・足ふきマットなどを介して感染が広がります。家族と共有しているものはこまめに洗濯・消毒し、可能であれば専用にすることをおすすめします。床のこまめな掃除も再感染予防に有効です。


5. 薬価と費用目安

薬剤名(先発品) 規格 薬価(単価) 1本あたり3割負担額
ゼフナートクリーム2% 10g/本(YJコード 2659712N1020) 22.7円/g 約 68円/本
ゼフナート外用液2% 10mL/本(YJコード 2659712Q1026) 22.7円/mL 約 68円/本

※2026年度薬価基準(2026年4月改定)。正確な薬価は処方時にご確認ください。
※別途、診察料・処方箋料・調剤料などがかかります。
後発品(リラナフタートクリーム2%・外用液2%)が発売されている場合、さらに安価に処方できることがあります。


6. ゼフナートと他の外用抗真菌薬との比較

外用抗真菌薬には複数の系統があり、それぞれ得意とする菌種や使用感が異なります。皮膚科医は患部の状態・原因菌・患者さんのライフスタイルから最適な薬を選びます。

薬剤 系統 用法 主な特徴
ゼフナート(リラナフタート) チオカルバマート系 1日1回 白癬菌に強く角質貯留性が高い。カンジダ症は適応外
ハイアラージン(トルナフタート) チオカルバマート系 1日数回 ゼフナートと同系統の古典的抗真菌薬
ルリコン(ルリコナゾール) イミダゾール系 1日1回 白癬・カンジダ・癜風と適応が広い。低濃度で強力
ラミシール(テルビナフィン) アリルアミン系 1日1回 殺真菌作用が強い、白癬に強い。市販品もあり
ニゾラール(ケトコナゾール) イミダゾール系 1日1回 脂漏性皮膚炎にも使用される
メンタックス・ボレー(ブテナフィン) ベンジルアミン系 1日1回 白癬に強い、剤形多彩

ゼフナートは白癬菌に絞った殺真菌力角質滞留性の高さを強みとする一方、皮膚カンジダ症や癜風には使えないという特性があります。皮膚科専門医が患者さんの症状・部位・既往歴に合わせて適切な薬を選びます。


7. 水虫を防ぐ生活習慣のポイント

薬による治療だけでなく、再発を防ぐには日常生活の見直しが欠かせません。

  • 足を毎日洗い、しっかり乾かす(特に指の間)
  • 同じ靴を毎日履かない:1日履いた靴は最低1日休ませて湿気を抜く
  • 吸湿性のある靴下を選ぶ:綿や麻、ウールなど。化学繊維は蒸れやすい
  • 公共施設のバスマット・足ふきマット使用後はすぐに足を洗う
  • 家族の足の症状もチェック:家庭内で循環感染が起きやすい
  • 爪を短く、清潔に保つ:爪の中は菌の温床になりやすい

これらの習慣を意識するだけで、再感染リスクは大幅に下がります。


8. よくある質問(FAQ)

Q1. ゼフナートとルリコンはどちらが効きますか?
A1. どちらも第一選択薬として広く使われる優れた外用抗真菌薬です。白癬(水虫)だけが対象ならゼフナートでもルリコンでも有効ですが、カンジダ症や癜風も視野に入れる場合はルリコン等のイミダゾール系が選択されます。皮膚科専門医による診断のうえで使い分けます。
Q2. 1日1回で本当に効果は十分ですか?
A2. はい。ゼフナートは角質貯留性が高く、1回の塗布で長時間有効濃度が維持されるよう設計されています。1日2回塗っても効果が増すわけではなく、塗りすぎはかぶれの原因になります。処方通り1日1回を守ってください。
Q3. 症状が消えたらすぐにやめていいですか?
A3. いいえ。症状が消えても角質の奥に菌が残っているため、症状消失後も1〜3か月の継続塗布が推奨されます。自己判断で中止すると再発の最大の原因となります。
Q4. 市販の水虫薬とどう違いますか?
A4. 市販薬にもブテナフィン・テルビナフィン等の有効な抗真菌成分を含むものがありますが、自己判断で診断を誤ると治療が長引きます。特にカンジダ症や接触皮膚炎を水虫と間違えるケースは少なくありません。一度は皮膚科でKOH直接鏡検(顕微鏡検査)を受け、正確な診断のうえで治療することをおすすめします。
Q5. ゼフナートは妊娠中・授乳中でも使えますか?
A5. 添付文書では、妊婦または妊娠している可能性のある女性には「治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用」とされています。薬物動態試験では全身吸収はほぼ検出されない結果が出ていますが、妊娠中・授乳中の使用は必ず事前に医師にご相談ください。
Q6. 副作用が出たらどうすればよいですか?
A6. かぶれ・赤み・強いかゆみが出た場合は使用を中止し、皮膚科を受診してください。接触皮膚炎を放置すると治療が複雑化します。
Q7. 子どもにも使えますか?
A7. 添付文書には「小児等を対象とした臨床試験は実施していない」と記載されています。安全性データが十分でないため、必ず皮膚科医の判断のもとで使用してください。市販薬を自己判断で塗布するのは避けましょう。
Q8. ゼフナートと同じ成分の市販薬はありますか?
A8. ゼフナートと同じ成分(リラナフタート)を含む市販薬は存在しません。市販されている水虫治療薬には、テルビナフィン(ラミシール系)、ブテナフィン(メンタックス系)、クロトリマゾール、ミコナゾールなど類似系統の有効成分を含むものがありますが、そもそも症状が水虫かどうかは医師の診察を受けないと判断できません(実際、ご自身で水虫と思い込んでいた症状の一定割合は別の皮膚疾患であることが知られています)。市販薬で改善しない、再発する、悪化する場合は早めに皮膚科を受診してください。
Q9. 水虫を完全に治すには、どれくらいの期間ゼフナートを塗り続ければよいですか?
A9. 治療期間は原因菌の種類・感染部位・症状の重さで異なります。足白癬の場合、症状が消えてからも少なくとも1〜2か月の継続塗布が推奨されます。皮膚表面の症状が落ち着いても角質の奥に菌が残っているためです。医師から治療終了の指示があるまで、自己判断で中止しないでください。
Q10. 水虫の薬を何種類か併用すれば早く治りますか?
A10. いいえ。外用抗真菌薬は系統が違っても作用機序が似通っているため、併用しても効果が増すわけではありません。むしろ複数薬の塗布で皮膚への刺激・かぶれが強くなることが多く、推奨されません。自己判断で別の外用薬を足さず、皮膚科医にご相談ください。
Q11. 手指でゼフナートを足に塗ったあと、手にも水虫がうつりませんか?
A11. 白癬菌は手指の皮膚に付着しただけで即座に感染するわけではありません。石鹸でしっかり洗い流せば、通常は感染しません。ただし、手指に傷がある場合や、長時間菌を放置した状態で高温多湿の環境にさらされると感染リスクが上がります。塗布後はすぐに手を洗ってください。
Q12. ゼフナートクリーム1本(10g)でどれくらいの期間使えますか?
A12. 両足の足の裏全体に1日1回塗布する場合、約10日分が目安です(1日あたり約1g使用)。患部の範囲が広い、または塗布部位が増える場合はさらに早く使い切ります。処方された分量がなくなる前に再診をご検討ください。


9. ゼフナートのまとめ

皮膚科専門医が解説するゼフナート要約

  • 薬剤の種類:全薬工業(販売:鳥居薬品)のチオカルバマート系外用抗真菌薬(一般名:リラナフタート)
  • 作用機序:真菌のスクワレン・エポキシ化反応を阻害し、エルゴステロール生合成を阻害して抗真菌作用を発揮。Trichophyton 属・Microsporum 属・Epidermophyton 属に強い
  • 適応:白癬(足白癬、体部白癬、股部白癬)のみ。皮膚カンジダ症や癜風は適応外
  • 使い方:1日1回、入浴後の患部にやや広めに塗布。症状消失後も1〜3か月継続
  • 剤形:クリーム2%/外用液2%。患部の状態・部位で使い分け
  • 薬価:2026年度薬価基準で 22.7 円/g・22.7 円/mL、3割負担で1本(10g/10mL)約 68 円。後発品が発売されていればさらに安価
  • 注意点:爪白癬には浸透不十分。カンジダ症・他の皮膚炎との鑑別困難な場合は禁忌(必ず皮膚科専門医の診断のもとで使用)

水虫は「正しい診断」と「正しい使い方」「治療の継続」さえできれば、必ず良くなる病気です。大阪の花ふさ皮ふ科グループでは、患者さん一人ひとりの生活スタイルや患部の状態に合わせて最適な外用薬を選択し、再発予防の生活指導まで一貫してサポートしております。
「水虫を本気で治したい」「毎年繰り返す再発から卒業したい」とお考えの方は、お気軽にご相談ください。皮膚症状のご相談は、大阪の花ふさ皮ふ科グループへ。


参考文献

  1. 全薬工業株式会社/鳥居薬品株式会社. ゼフナートクリーム2%・ゼフナート外用液2% 添付文書(2022年8月改訂・第1版).
    ▶ 製造販売元による公式情報。適応症・用法用量・禁忌・副作用・薬物動態・臨床成績が詳細に記載されている、本記事の薬学的記述の主要な根拠。
  2. 日本皮膚科学会. 皮膚真菌症診療ガイドライン2019. 日本皮膚科学会雑誌 2019;129(13):2639-2673.
    ▶ 国内における白癬・カンジダ症等の真菌感染症の標準診療指針。外用抗真菌薬の選択・治療期間の指針が示されている。
  3. 高橋 久 ほか. リラナフタート(M-732)の足白癬・体部白癬・股部白癬に対する第III相二重盲検比較試験成績. 西日本皮膚科 1993;55:747-758.
    ▶ ゼフナート(リラナフタート)クリームとビホナゾールクリームを比較した二重盲検無作為化試験。足白癬81.0%、体部白癬85.3%、股部白癬89.8%の有効率を報告。
  4. Iwata K, et al. In vitro and in vivo antifungal activities of M-732, a new derivative of thiocarbamate. Antimicrobial Agents and Chemotherapy 1989;33(12):2118-2125.
    ▶ リラナフタートのin vitro・in vivo抗真菌活性を評価した基礎研究。皮膚糸状菌に対する強力な抗真菌作用と耐性菌が生じにくい特性を報告。

記事執筆・監修者

皮膚科専門医・アレルギー専門医・医学博士 花房 崇明

  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
  • 医学博士(大阪大学大学院)
  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 難病指定医

【所属学会】日本皮膚科学会/日本アレルギー学会/日本小児皮膚科学会/日本臨床皮膚科医会/日本美容皮膚科学会/日本抗加齢医学会
【本記事の更新履歴】
– 2026年5月30日:初版公開
– 2026年5月30日:添付文書(2022年8月改訂・第1版)に基づき、薬価・禁忌・副作用・小児への配慮・適用上の注意などを正確な内容に改訂
– 2026年5月30日:SEO観点で塗り方の具体量・他剤との併用注意・市販薬有無・治療期間などの解説を追加


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