🎵『ニキビと遺伝は関係ある? 』【nobico（のびこ）子育て応援サイト】で院長が解説（スタッフブログ）🎵

♡子育てサイト『nobico』より♡

✨✨『肌トラブルに悩む子』の親が知ってほしい正しい知識✨✨

子供は成長とともに様々な変化が現れます。身長が伸び、体重が増えるだけはなく、ホルモンの分泌も変化し、男女の違いが顕著に…

また、肌トラブルを抱えることも少なくありません。その中でも『ニキビ』は、多くの子供が経験するトラブルと言えるでしょう。

　　　🔷　ニキビは何歳からできる？

男女とも第二次性徴が始まる10歳頃からニキビができることがあります。第二次性徴の発現に伴い、男性ホルモン、女性ホルモンの分泌が活発になる影響で、皮脂分泌が盛んになり、毛穴が詰まりやすく、そこにアクネ菌が繁殖して炎症を引き起こすと赤いニキビとなってあらわれます💦

汗や乾燥による湿疹は、通常かゆみがありますので、ニキビと見分ける際に参考にしてください。しかし、実際には混在していることも少なくありません。ニキビかもと思ったら医療機関に相談ください。

　 🔷　ニキビて『遺伝』？

💦親御さんも悩みますよね💦

皮膚科学会のホームページでも同様のQ&Aがあり、「にきびは9割以上の人がかかる病気。そのため、家族のなかににきびの人がいるのは普通です。一卵性双生児を調べたところ皮脂の分泌量を測定すると同じで、にきびの重症度は違っていたという海外のデータもあります。あまり遺伝について心配する必要はありません」と記載されています✨✨

　　　🔷ニキビは放置してもいい？

お子様が小中学生の場合、親御さんには、ぜひニキビ治療に積極的に関わってほしいと思います。

広範囲にニキビがない場合でもニキビが悪化し、重症化すると、クレーターと呼ばれる凹みや赤み、ケロイドなどのニキビ跡が残ってしまう可能性があります。中には、一生残ってしまうニキビ跡もあるので注意が必要‼

　　　🔷ニキビセルフケア教えて❣

ニキビケア基本として、1日2回朝晩、泡立てた石鹸でこすらずにやさしく洗顔することや、ノンコメドジェニック（油成分を抑えた成分構成で白ニキビができにくい）と記載された化粧品を使用することを推奨。

医療機関では、毛穴の詰まりを取るピーリング作用のある塗り薬や、赤ニキビに効果的な抗生物質の塗り薬や飲み薬などニキビの種類に適した治療薬を処方されるので、重症化する前に医療機関にぜひご相談することをお勧めします♡

ニキビの治療は1年以上長くかかることがあります。