全国で260万人以上が悩んでいる…猛暑で深刻化する「わき汗」最新対策
各治療法のメリット、デメリットについて。

💦わき汗で悩んでる方、こんなにたくさんいらっしゃいます💦

「現代ビジネス」

https://gendai.media/articles/-/115664

「Yahooニュース」
https://news.yahoo.co.jp/articles/008c5655639877f87e593cf28c50d66bf0edcc94

9月になってもなかなか収まりそうにないこの猛暑、例年以上にわきの汗が気になるという人も少なくないでしょう💦💦

🎵グレーのTシャツ、汗を気にせず着たいですね🎵

人間のほぼ全身にある、汗を出す「エクリン汗腺」は、わきの下に多く分布しています。また、わきの下は緊張やストレスなどによる精神的な刺激と、気候や運動による温熱刺激の両方で汗をかきやすい部分。わき汗に悩む方は全国に約260万人以上いるといわれていますが、実際に受診経験があるのは全体の5%未満に過ぎないというデータもあります(マルホ調べ)。

わき汗に悩む方の中には、生まれつき汗かきだと思い込んでいる方も多いのですが、そもそも過剰な発汗を認める場合、「多汗症」という疾患である可能性があります。多汗症には全身に汗が多い「全身性多汗症」と体の一部だけに多い「局所性多汗症」があり、局所性が9割に上るといわれています。

 病院に行くべきか判断する目安は?

原因が分からないわき汗は「原発性腋窩多汗症(げんぱつせいえきかたかんしょう)」という病名になりますが、診断がつくのは次の診断基準に2つ以上当てはまる方です。

・最初に症状が出たのが25歳以下である。
・左右対称性に汗をかく。
・睡眠中は汗が止まる。
・週に1回以上汗をたくさんかいて困るエピソードがある。
・家族歴がある。
・日常生活に支障をきたしている。

 この診断基準に当てはまるところがある方は、皮膚科を受診することをおすすめします。1つ目の「最初に症状が出たのが25歳以下」とあるように、原発性腋窩多汗症は若い方に多い病気です。しかし、25歳以下で発症していなくても他の2項目が当てはまれば、診断がつくなど、発症年齢が遅いケースもあります。

また、皮膚科を受診した時に、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や糖尿病など何らかの病気の症状にあてはまるものがあるなら、皮膚科での治療の前に、専門の内科を紹介することがあります。
病院に行くべきか判断する基準として、「多汗が生活に支障をきたしているか」がポイント!

多汗症の重症度を示す指標(HDSS(Hyperhidrosis disease severity scale、多汗症疾患重症度評価度)も自覚症状によって下記の様に4段階に分類。

スコア 自覚症状
1   発汗は全く気にならず、日常生活に全く支障がない
2   発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある
3   発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある
4   発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある

💉人気の「ボツリヌストキシン注射」💉

一般的に「ワキガ」とよばれる、わきに特有のニオイを発する症状(医学的には腋臭症〈えきしゅうしょう〉が正式名称)は、「エクリン汗腺」からの汗ではなく、わきの下や外陰部、乳輪などにしかない「アポクリン汗腺」からの汗が原因。エクリン汗腺から分泌される汗の99%は水分で、他に含まれているのはわずかな塩分、ミネラルのみで無臭ですが、アポクリン汗腺からの汗には脂質、タンパク質が含まれるため、それが皮膚表面の細菌の作用で分解され、特有のにおいを生じます💦

多汗症と腋臭症では治療法も異なるため、どちらなのかをしっかりと判断することが重要。また多汗症と腋臭症を合併している患者さんもいます。

薬から機器まで治療法のメリット、デメリット

わき汗の治療方法として取り入れやすいのが、塗り薬や飲み薬で発汗を抑える方法です。保険適用の塗り薬には、原発性腋窩多汗症の外用薬として「ソフピロニウム臭化物(商品名:エクロックゲル)」をはじめ「グリコピロニウムトシル酸塩水化物(商品名:ラピフォートワイプ)」があります。どちらも汗を出す指令を送る神経をブロックすることによってエクリン汗腺からの発汗を抑制する仕組みです。

同じ塗り薬でも「塩化アルミニウム製剤」はエクリン汗腺の孔(汗孔)を塞ぐことで発汗を抑えるタイプで、こちらは保険適用外となります。

また飲み薬では、「プロパンテリン臭化物(商品名:プロ・バンサイン)」があります。こちらも汗を出すように指令する神経をブロックすることで、エクリン汗腺からの発汗を抑制します。

塗り薬を使用するメリットは、なんといっても気軽に始められることでしょう。一方で使用を続けなければ効果を得られないため、煩わしさや費用面の負担などはデメリットとなります💦

また、塩化アルミニウム製剤はその刺激性から比較的かぶれることが多いです。他にはエクロックゲルとラピフォートワイプは神経をブロックする抗コリン作用のため、光を眩しく感じる羞明、目が乾くドライアイ、喉が渇く口渇感、便秘などの副作用がある他、緑内障や前立腺肥大のある方は使用することができません。

飲み薬の「プロ・バンサイン」にも羞明、ドライアイ、口渇感、便秘、眠気などの副作用がある他、緑内障や前立腺肥大のある方は内服できません。

薬以外では「ボツリヌストキシン注射」を使った治療法があります。局所注射で両脇にボツリヌストキシンを15カ所程度ずつ注射することで、汗を出すように指令する神経をブロックし、エクリン汗腺からの発汗を抑制するしくみです。

メリットとしては注射後、数日で効果が出る即効性があり、痛みなどの副作用も比較的少なく、簡便に治療ができます。しかし、クリニックによって保険適用の場合と、自費治療の場合があるので注意が必要。また、効果は数カ月しか持続しないので再発します。このように先述した薬同様、根本的な解決にはならない点がデメリットといえるでしょう。

2018年からわき汗治療に使用されるようになったのが、「ミラドライ」という治療器による治療です。これはわきにマイクロ波を照射することによってエクリン汗腺を根本的に破壊するもので、原発性腋窩多汗症の治療器として厚生労働省の薬事承認を受けています。

「ミラドライ」の治療は手術に比べると痛みも少なく、傷跡もほとんど残りません。何よりも治療回数も基本的には1回で済むというのが大きなメリットです。

当院の患者さんでも「ミラドライ」の施術前は日常生活に支障があるレベルだったわき汗が、1回の施術で汗が気にならなくなり、汗を気にせずに服を選べるようになったという方が多いです。

✨肌トラブルがないように、しっかり成分チェックを✨

デメリットは保険適用ではない自費治療となるために費用がかかることで、その金額もクリニックによって異なります。

制汗剤を使用する際は成分をチェックしてから

治療をするほどではなくても、わき汗に悩んでいる方も多いと思います。セルフケア用にさまざまな制汗剤や制汗シートなどが市販されていますが、実はすべての商品に制汗(発汗を抑える)成分が入っているわけではありません。デオドラント(消臭)成分や抗菌、除菌成分がメインのものもあるため、制汗に効果のある成分が入った商品を選ぶことが大切です✨✨


などなど。。。現在は保険から自由診療まで、さまざまな選択肢があります✨

ご自身に合った治療を選択するためにも、メリット・デメリットをぜひご参考ください☆彡     

汗でお悩みの方々。。。ぜひクリニックにご相談くださいね💖      

来年は快適な夏を過ごせるように。。。早めの治療をおすすめします☆彡

 

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