顎(あご)のヒアルロン酸注入とは、後退した顎先や短い顎にヒアルロン酸製剤を注入し、横顔のEライン(鼻先〜顎先を結ぶライン)を整える美容医療です。メスを使わず施術時間は約15〜20分と比較的短く、顎のバランスを整えたい方に選ばれている施術のひとつです。ただし自由診療(公的医療保険適用外)であり、効果の出方や持続期間には個人差があります。本記事では、顎ヒアルロン酸でできること・適応・注入量の考え方・リスク・料金について、皮膚科専門医・花房崇明医師(医学博士)の監修のもと詳しく解説します。

監修者:花房 崇明

監修医師

理事長:花房 崇明(はなふさ たかあき)

[ 資 格 ]

・医学博士(大阪大学大学院) / 日本皮膚科学会皮膚科専門医

・日本アレルギー学会アレルギー専門医 / 日本抗加齢医学会専門医

[ 所属学会 ]

・日本皮膚科学会 / 日本アレルギー学会 / 日本美容皮膚科学会 等

こんなお悩みはありませんか?

  • 頬こけ・こめかみのくぼみ・ほうれい線が気になる
  • パンパン顔・入れすぎが怖く、自然な仕上がりにしたい
  • 女性医師にじっくり相談しながら決めたい

ヒアルロン酸 担当医

森 久美子 医師(女性医師)毎週月曜担当

大阪大学医学部卒業。当院でヒアルロン酸注入を担当。お顔全体のバランスを診て、ジュビダームビスタ®シリーズから自然な仕上がりを目指した注入をご提案します。カウンセリングのみのご来院も可能です。▶ WEB予約はこちら

目次

顎ヒアルロン酸とは?Eラインとの関係

顎のヒアルロン酸注入は、顎先(オトガイ部)にヒアルロン酸製剤を注入し、顎の突出感・高さ・丸みを補正する美容医療です。Eライン(エステティックライン)とは、鼻先と顎先を結んだ直線のことで、横顔の美しさを判断する際によく用いられる指標のひとつです。

顎が後退していると鼻先よりも顎先が引っ込んで見え、Eラインが崩れた印象になる場合があります。ヒアルロン酸を顎先に注入することで顎先を前方・下方向へ張り出させ、横顔のバランスを整える効果が期待できます。また、顎の丸みや長さを微調整し、正面からの輪郭バランスを整えることも期待できます。

Eラインのポイント
鼻先と顎先を結ぶEラインは横顔の印象を大きく左右します。顎ヒアルロン酸は、顎先の位置を補正することでこのラインを整えることが期待できる施術です。仕上がりのデザインは骨格・顔全体のバランスを見ながら医師が提案します。

こんなお悩みに適応となる場合があります

以下のようなお悩みをお持ちの方に、顎ヒアルロン酸が選択肢のひとつとなる場合があります。ただし、適応かどうかは医師の診察で判断します。

  • 横顔で顎が引っ込んで見える・Eラインを整えたい
  • 顎が短く、顔が丸く見える・下半分が短い印象がある
  • 顎先に丸みを出してシャープな輪郭に整えたい
  • 面長に見せたくないが、自然なEラインにしたい
  • 手術は希望しないが顎のバランスを改善したい

顎ヒアルロン酸は骨格の大きな変化を伴わない範囲で顎のバランスを整えたい方に向いている施術とされています。

適応にならないケース・注意点

すべての方が顎ヒアルロン酸の適応となるわけではありません。以下のケースでは、注入が逆効果になったり、外科的アプローチの検討が必要になったりする場合があります。

【顎ヒアルロン酸が適応にならない・慎重に検討すべきケース】

  • 顎がすでに前方に出ている場合:さらに注入すると突出感が強まり不自然になる可能性があります
  • 骨格的なズレ(上下顎のかみ合わせのズレなど)が大きい場合:ヒアルロン酸での補正には限界があり、外科的矯正(顎矯正手術など)の検討が必要なことがあります
  • 注射部位に感染・炎症がある場合
  • ヒアルロン酸製剤成分へのアレルギーがある場合
  • 妊娠中・授乳中の方

適応の判断は必ず医師の診察を受けたうえで行ってください。

使用製剤と注入量の考え方

当院で使用する製剤

千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、アラガン社の『ジュビダームビスタ®』シリーズ(ボリューマ・ボリフト・ボルベラ)を使用しています(※公的医療保険適用外)。顎は皮膚を支える力・形状維持力が必要な部位であるため、深い層をしっかり支えられる製剤を医師が診察・カウンセリングのうえで選択します。製剤の選択は部位・骨格・お悩みに応じて医師が判断します。

何cc(何本)必要?注入量の考え方

「顎ヒアルロン酸は何cc必要か」はよくいただく質問ですが、必要量は骨格・顎の後退度・希望する仕上がりによって個人差があります。一般的に1本(1シリンジ)から始め、仕上がりを確認しながら段階的に追加注入するアプローチが安全とされています。複数本が必要になる場合もあります。

項目内容
製剤ジュビダームビスタ®シリーズ(医師が選択)
注入量の目安個人差あり。カウンセリングで医師が提案
段階的注入自然な仕上がり重視で少量から調整可能
効果の持続製剤・部位・個人差により数ヶ月〜2年程度が目安(永続するものではありません)
料金1本77,000円(税込)※公的医療保険適用外

効果の持続期間は製剤・部位・個人差により異なり、永続するものではありません。維持を希望される場合は定期的な追加注入が必要です。

▶ 月曜担当の森 久美子 医師がカウンセリングを行います。ヒアルロン酸のWEB予約はこちら

男性(メンズ)の顎ヒアルロン酸

近年、男性(メンズ)の顎ヒアルロン酸へのご相談も増えています。男性の場合は、丸みよりもシャープで角張ったフェイスラインのデザインを希望されるケースが多く、女性とは異なるアプローチが求められます。顎先の前方への張り出しを強調し、男性的な輪郭を形成するデザインが期待できる場合があります。仕上がりのご希望は、カウンセリングで担当医師にしっかりお伝えください。

リスク・副作用・ダウンタイム

顎ヒアルロン酸注入には、以下のようなリスク・副作用が伴う可能性があります。事前に十分にご理解ください。

一般的な副作用(比較的よく見られるもの)

  • 注射部位の赤み・腫れ・内出血・痛み・違和感
  • 軽い腫れや針穴の赤みは数日〜1週間程度で軽快することが多いですが、個人差があります
  • 左右差・しこり・製剤の偏り

まれに起こり得る重篤なリスク

顎下には血管が走行しており、まれに血管塞栓に伴う重篤な合併症(皮膚壊死・視力障害など)が報告されています。これは非常にまれですが、起こり得るリスクです。解剖学的知識に基づいた適切な手技により低減を図りますが、ゼロにはできません。施術前に医師から十分な説明を受け、リスクを理解したうえで施術を受けることが重要です。

【施術後のNG行動】

  • 注入部位を強くこすったり押したりする
  • 施術直後の激しい運動・長時間の入浴・サウナ(当日は軽い入浴は可能ですが長湯は控えてください)
  • 施術後に違和感・強い痛み・皮膚の色調変化があった場合は速やかに施術クリニックへ連絡する

なお、当日のメイク・洗顔・通常の入浴は可能です。注入部位を強くこすらないようご注意ください。

料金・施術の流れ・担当医師

料金(税込・公的医療保険適用外)

製剤料金
ジュビダームビスタ® 1本(1シリンジ)77,000円(税込)
2本目以降同額×本数(本数はカウンセリングで決定)

※本数・部位はカウンセリングで医師が提案します。事前に総額の目安をご確認ください。

施術の流れ

  1. カウンセリング・診察:お悩み・希望デザイン・骨格を確認し、適応・製剤・注入量を医師が提案
  2. 麻酔:クリーム麻酔・ブロック麻酔の併用が可能
  3. 注入:施術時間は約15〜20分
  4. アフターケア説明:注意事項をご説明します

担当医師について

当院でヒアルロン酸注入を担当するのは森久美子医師(女性医師)です。森医師の診療日は毎週月曜日となっています。顎ヒアルロン酸のカウンセリング・施術をご希望の方は、月曜日の森久美子医師の予約枠をご予約ください。千里中央・豊中・吹田エリアにお住まいの方はぜひご相談ください。

当院(千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科)は、北大阪急行・大阪モノレール千里中央駅から徒歩約5分、駐車場9台完備でアクセスしやすい環境です。理事長・花房崇明医師(医学博士・皮膚科専門医・アレルギー専門医)の監修のもと、美容皮膚科担当の森久美子医師(女性医師・毎週月曜担当)がカウンセリングから施術まで丁寧に対応します。

まとめ

まとめ|顎ヒアルロン酸のポイント

顎(あご)のヒアルロン酸注入は、後退した顎先を補正しEラインを整えることが期待できる美容医療です。施術を検討される際は以下のポイントをご確認ください。

  • 適応の確認が最重要:顎が出すぎている場合や骨格的なズレが大きい場合は適応外となることがあります
  • 注入量は個人差あり:「何cc必要か」は骨格・希望により異なり、段階的な注入が安全とされています
  • リスクを理解する:内出血・腫れのほか、まれに血管塞栓などの重篤なリスクがあります
  • 効果は永続しない:数ヶ月〜2年程度が目安で、維持には定期的な追加注入が必要です
  • 担当医師:当院では森久美子医師(女性医師・毎週月曜担当)が担当します
  • 自由診療:公的医療保険適用外。1本77,000円(税込)

最終的な治療方針は、医師の診察を受けたうえでご判断ください。

ヒアルロン酸のカウンセリングは月曜の森久美子医師へ|千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

当院のヒアルロン酸注入は、毎週月曜担当の森久美子医師がカウンセリングと施術を行っています。おでこ・こめかみ・頬・ほうれい線・顎などのお悩みに対し、お顔全体のバランスを診たうえで、ジュビダームビスタ®シリーズの中から適切な製剤と注入量をご提案します。カウンセリングのみのご利用も可能です。WEB予約時に『月曜・森医師』をご指定ください。

月曜の森医師にヒアルロン酸を相談する

FAQ(よくある質問)

Q1:顎のヒアルロン酸注入で何cc(何本)必要ですか?

A.
必要な量(本数)は骨格・顎の後退度・希望する仕上がりによって個人差があります。1本(1シリンジ)から始め、仕上がりを確認しながら段階的に追加するアプローチが安全とされており、複数本が必要になる場合もあります。具体的な本数はカウンセリングで医師が提案しますので、まずはご相談ください。当院では月曜担当の森久美子医師がカウンセリングを行います。

Q2:顎ヒアルロン酸でEラインは整いますか?面長になりませんか?

A.
顎先を前方・下方向へ張り出させることで横顔のEラインを整える効果が期待できます。注入の方向・量によって顎の長さの印象が変わるため、面長を避けたい場合はその旨を医師にお伝えください。骨格に合わせたデザインを医師が提案します。ご希望の仕上がりをカウンセリングで丁寧に確認したうえで施術を行います。

Q3:ダウンタイムはどのくらいですか?

A.
顎ヒアルロン酸のダウンタイムは一般的に少ないとされています。針穴の赤み・軽い腫れ・内出血が出ることがあり、軽快までの期間には個人差があります。当日のメイク・洗顔・通常の入浴は可能ですが、注入部位を強くこすることはお控えください。施術後に強い痛みや皮膚の色調変化があった場合は速やかにご連絡ください。

Q4:効果はどのくらい持続しますか?

A.
効果の持続期間は使用する製剤・部位・個人差により異なり、数ヶ月〜2年程度が目安とされています。永続するものではなく、効果を維持するためには定期的な追加注入が必要です。当院で使用するジュビダームビスタ®ボリューマは比較的長く持続する設計とされていますが、個人差があります。

Q5:顎ヒアルロン酸のリスクが心配です。安全ですか?

A.
顎ヒアルロン酸には、注射部位の赤み・腫れ・内出血・しこりなどの副作用のほか、まれに血管塞栓に伴う重篤な合併症(皮膚壊死・視力障害など)が報告されています。これらのリスクは解剖学的知識に基づく適切な手技により低減を図りますが、ゼロにはできません。施術前に医師から十分な説明を受け、リスクを理解したうえでご判断ください。ご不安な点はカウンセリングで遠慮なくご質問ください。

Q6:男性でも顎ヒアルロン酸を受けられますか?

A.
はい、男性の方もご相談いただけます。男性の場合はシャープで男性的なラインのデザインを希望される方が多く、女性とは異なるアプローチで対応します。ご希望のデザインをカウンセリングでお伝えください。当院では月曜担当の森久美子医師(女性医師)がカウンセリング・施術を担当します。

Q7:千里中央・豊中・吹田周辺から通えますか?予約方法は?

A.
当院(千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科)は北大阪急行・大阪モノレール千里中央駅から徒歩約5分、駐車場9台完備のため、千里中央・豊中・吹田エリアからご来院いただきやすい環境です。顎ヒアルロン酸のカウンセリング・施術は毎週月曜担当の森久美子医師が行います。ご予約はオンライン予約システムからお申し込みいただけます。