ポテンツァとは、RF(高周波)とマイクロニードリング(極細の針)を組み合わせた医療機器で、真皮層に直接エネルギーを届けることでコラーゲン生成を促し、毛穴の開き・たるみ毛穴・いちご鼻を改善することが期待できる治療です。
本記事では、毛穴の種類と原因から、ポテンツァが毛穴に働きかけるしくみ、ダウンタイム・回数の目安、ホームケアの併用まで、千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科の理事長・花房 崇明(皮膚科専門医・医学博士)が監修してわかりやすく解説します。
※ポテンツァは自由診療(公的医療保険適用外)です。効果・経過には個人差があります。
【ポテンツァ治療についてのご注意】
- 自由診療(全額自己負担)です:ポテンツァによる治療は公的医療保険の適用外です。
- 効果・経過には個人差があります:必要な回数や効果の現れ方は、肌質・お悩み・部位によって異なります。
- リスク・副作用:施術後の赤み・腫れ・内出血・かさぶた・一時的な色素沈着・痛み・針あとなどが生じることがあります。
- 医師の診察が前提です:適応・治療方針・使用する薬剤やチップは、医師の診察のうえで判断します。
目次
毛穴の種類と原因
毛穴の悩みは「ひとくくり」に見えますが、実は原因が異なるいくつかのタイプがあります。タイプを正しく把握することが、適切な治療選択の第一歩です。
① 開き毛穴(皮脂・角栓タイプ)
皮脂分泌が多く、毛穴に角栓(皮脂+角質の詰まり)が溜まることで毛穴が広がって見えます。鼻や頬に多く、いわゆる「いちご鼻」はこのタイプが代表的です。
② たるみ毛穴(コラーゲン減少タイプ)
加齢や紫外線ダメージによりコラーゲン・エラスチンが減少すると、毛穴を支える真皮の弾力が失われます。毛穴が縦長・雫型に見えるのが特徴で、頬の毛穴が下方向に伸びて目立つようになります。
③ ニキビ跡・クレーター毛穴
炎症性ニキビを繰り返すことで真皮が損傷し、毛穴周囲が凹んだクレーター状になります。表面のスキンケアだけでは改善しにくいタイプです。
毛穴のタイプは複合していることも多く、「開き+たるみ」が混在するケースも少なくありません。どのタイプが主体かを医師が診察で見極めることが、治療効果を高めるうえで重要です。
ポテンツァとは?毛穴に効くしくみ
ポテンツァは韓国で開発された医療機器で、RF(高周波)エネルギーとマイクロニードリング(極細の針)を組み合わせています。毛穴改善に対してどのように働くのかを解説します。
① 真皮へのRFエネルギー直接照射
極細の針を皮膚に刺し、針の先端からRFエネルギーを真皮の狙った深さに届けます。真皮が加温されることでコラーゲン・エラスチンの産生が促進され、毛穴を支える組織が引き締まっていきます。表皮へのダメージを最小限に抑えながら真皮に作用できる点が特徴です。
② 薬剤導入(ドラッグデリバリー)
針で開けた微細な穴を通じて、マックームやジュベルックなどの薬剤を肌の深部に届けることも可能です(薬剤導入は自由診療で用いる薬剤の例であり、効果には個人差があります)。毛穴の改善や肌質向上を目的として、医師の判断のもとで組み合わせが検討されます。
③ いちご鼻・たるみ毛穴への働きかけ
皮脂腺にRFエネルギーが作用することで皮脂分泌のコントロールが期待でき、いちご鼻のもとになる角栓ができにくい肌環境へのアプローチが可能です。また、コラーゲン増生によって毛穴を支える真皮の弾力が回復することで、たるみ毛穴の縦長感が改善しやすくなると考えられています。
ポイント:ポテンツァは表面を削るのではなく、真皮の内側からコラーゲンを増やして毛穴を引き締めるアプローチです。そのため、ホームケアや表面的なピーリングでは届かない層に働きかけられます。ただし、効果には個人差があり、1回で完結するものではありません。
チップの選び方(針あり・針なし)
ポテンツァには大きく2種類のチップがあり、悩みやダウンタイムの許容度に合わせて選択します。
| チップ | 特徴 | 向いている悩み | ダウンタイム |
|---|---|---|---|
| マイクロニードルRF (針あり) | 針でRFを真皮に直接照射。薬剤導入も可能 | 毛穴の開き・クレーター・たるみ毛穴・ニキビ跡 | 赤み・腫れ2〜3日程度 |
| ダイヤモンドチップ (針なし) | 針を使わずフラクショナルに高周波を照射 | 毛穴・肌質改善・ダウンタイムを抑えたい方 | 少ない(痛みもほとんどないとされる) |
どちらのチップが適しているかは、毛穴のタイプや深さ、肌状態、ライフスタイルによって異なります。医師の診察のうえで最適な方法を選択することが重要です。
【肝斑がある方へ注意】
- 肝斑(かんぱん)は熱や摩擦などの刺激で悪化することがあります。
- ポテンツァを肝斑のある部位に施術する場合は、出力・設定を医師が慎重に判断します。
- トラネキサム酸などの内服を併用するかどうかも、医師が個別に判断します。自己判断での施術は避けてください。
治療回数・間隔の目安
ポテンツァによる毛穴改善は、コラーゲン生成という体の自然な修復プロセスを利用するため、効果を実感するまでに一定の回数と時間が必要です。
- 推奨間隔:1〜2ヶ月に1回
- 効果実感の目安:3〜5回程度(個人差あります)
- 1回照射後:施術直後から数週間かけてコラーゲンが産生され、肌のハリや毛穴の引き締まりが現れてくることが多いとされます
毛穴は一度の施術で完璧に改善するものではなく、継続的な治療が前提です。経過や回数は個人差が大きいため、治療計画は医師と相談しながら進めることをおすすめします。
ダウンタイムと副作用・リスク
ポテンツァは医療機器を使用した施術であるため、副作用やダウンタイムについて事前に理解しておくことが大切です。
一般的なダウンタイム(針ありチップの場合)
- 施術直後〜翌日:赤み・腫れ・熱感が出ることがあります
- 2〜3日程度:多くの場合、赤みや腫れは落ち着いてきます
- 数日〜1週間:かさぶたや針あとが生じることがあります
起こりうる副作用・リスク
- 赤み・腫れ・内出血
- かさぶた・針あと
- 一時的な色素沈着
- 痛み(施術中は麻酔クリームと冷却で軽減します)
- 感染(ごくまれ)
ダイヤモンドチップ(針なし)は針を使わないためダウンタイムが少なく、痛みもほとんどないとされますが、個人差があります。いずれの場合も、施術後の経過に不安を感じた際は早めにクリニックへご相談ください。
ホームケアとの併用
ポテンツァの効果を長持ちさせるためには、日常のスキンケアとの組み合わせも重要です。
施術後に特に意識したいケア
- 保湿:バリア機能が一時的に低下するため、施術後は十分な保湿を心がけます
- 紫外線対策:色素沈着を防ぐためにも、日焼け止めの使用・帽子・日傘などのUV対策を徹底します
- 摩擦を避ける:洗顔や拭き取りの際、肌をこすらないようにします
【施術後のNG行動】
- 施術当日の激しい運動・サウナ・飲酒(血行促進により赤みが悪化する可能性)
- 施術部位への強い摩擦・スクラブ洗顔
- 日焼け止めを塗らずに外出
- 自己判断でのピーリングや他の美容施術との同日実施
また、毛穴ケアには当院のキュアジェット(針なしの水流ジェット)やトライフィルプロなど、ポテンツァ以外のメニューとの組み合わせを検討できる場合もあります。詳しくは各専用記事をご覧いただくか、医師にご相談ください。
当院(千里中央花ふさ皮ふ科)でのポテンツァ
千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、皮膚科専門医・アレルギー専門医のダブル資格を持つ理事長 花房 崇明(大阪大学大学院医学博士)が診察を担当し、毛穴のタイプや肌状態を丁寧に見極めたうえで治療方針をご提案します。
- 針あり・針なしの選択:マイクロニードルRFチップとダイヤモンドチップを用意。ダウンタイムの許容度や悩みの深さに応じて医師が提案します
- 薬剤導入の組み合わせ:必要に応じてマックーム・ジュベルック等の薬剤導入も検討可能(自由診療)
- 肝斑がある方:出力設定や内服(トラネキサム酸など)の併用を含め、医師が慎重に対応します
- 料金:部位・チップ・回数によって異なります。具体的な費用は当院ポテンツァのページでご確認ください(自由診療・公的医療保険適用外)
ポテンツァは千里中央院のみでのご提供となります(江坂院・みのお院では行っておりません)。千里中央駅から徒歩約5分、駐車場9台完備でアクセスしやすい環境です。豊中・吹田エリアからも多くの方にご来院いただいています。
初回はカウンセリングから行いますので、「自分の毛穴にポテンツァが合うか」「他の治療との違いは?」など、まずはお気軽にご相談ください。
ポテンツァのご相談・ご予約は千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科へ
毛穴・ニキビ跡・肌質のお悩みに、RF(高周波)×マイクロニードルのポテンツァ(※公的医療保険適用外の自由診療)。皮膚科専門医が肌状態を診て、針あり/針なしや回数をご提案します。ご予約はWEB予約から(ポテンツァは千里中央院で対応)。
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まとめ|ポテンツァで毛穴を改善するために
ポテンツァはRF高周波×マイクロニードリングで真皮のコラーゲン生成を促し、毛穴の開き・たるみ毛穴・いちご鼻にアプローチできる医療機器です(自由診療・公的医療保険適用外)。
- 毛穴のタイプ確認が大切:開き毛穴・たるみ毛穴・クレーター毛穴でアプローチが異なります
- 針あり・針なしを選択:悩みの深さとダウンタイム許容度に合わせて医師が提案
- 継続が前提:推奨間隔1〜2ヶ月、目安3〜5回。効果・回数には個人差があります
- 副作用・リスクを把握:赤み・腫れ・内出血・かさぶた・色素沈着などが起こりうる
- 肝斑のある方は要注意:刺激で悪化する可能性があるため、医師の慎重な判断が必要
- ホームケアとの併用:保湿・紫外線対策を徹底することで効果が持続しやすくなります
最終的な治療方針は医師の診察によって判断されます。「自分の毛穴にポテンツァが向いているか」は、ぜひ千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科の皮膚科専門医にご相談ください。
ポテンツァについてもっと知る(関連記事)
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毛穴・ニキビ跡・肌質のお悩みに、RF(高周波)×マイクロニードルのポテンツァ(※公的医療保険適用外の自由診療)。皮膚科専門医が肌状態を診て、針あり/針なしや回数をご提案します。ご予約はWEB予約から(ポテンツァは千里中央院で対応)。
WEB予約はこちらFAQ(よくある質問)
Q1:ポテンツァは毛穴に何回くらいで効果が出ますか?
A.
効果の出方には個人差がありますが、一般的に3〜5回程度を目安に変化を実感される方が多いとされています。1回の施術後もコラーゲン生成が数週間にわたって続くため、施術直後よりも数週間後に効果を感じやすいことがあります。推奨間隔は1〜2ヶ月に1回です。毛穴は一度で完璧に改善するものではなく、継続的な治療が前提となります。
Q2:いちご鼻にもポテンツァは効果がありますか?
A.
いちご鼻の主な原因は皮脂分泌過多や角栓の詰まりです。ポテンツァのRFエネルギーは皮脂腺に働きかけ、皮脂分泌のコントロールや毛穴の引き締めへのアプローチが期待できます。ただし効果には個人差があり、1回で劇的に変わるものではありません。医師の診察で現在の毛穴の状態を確認したうえで、最適な治療計画を立てることをおすすめします。
Q3:ダウンタイムが心配です。仕事しながら通えますか?
A.
針ありチップ(マイクロニードルRF)の場合、施術後2〜3日程度は赤みや腫れが出ることがあります。針なしのダイヤモンドチップはダウンタイムが少なく、痛みもほとんどないとされており、お仕事をしながら通いやすいチップです。ライフスタイルに合わせてどちらのチップが適しているか、カウンセリング時に医師にご相談ください。
Q4:肝斑があってもポテンツァを受けられますか?
A.
肝斑は熱や摩擦などの刺激で悪化することがあるため、ポテンツァを肝斑のある部位に施術する際は医師が出力・設定を慎重に判断します。トラネキサム酸などの内服薬との併用を検討する場合もあります。自己判断での施術は避け、必ず医師の診察を受けてから治療方針を決めてください。
Q5:ダーマペンとポテンツァはどう違いますか?
A.
ダーマペンは極細の針で皮膚に微細な穴を開けて自然治癒力を促す機器ですが、ポテンツァはさらにRF(高周波)エネルギーを針の先端から真皮に届ける点が異なります。RFによる加温効果でコラーゲン産生をより積極的に促せるとされており、たるみ毛穴や深めのクレーターへのアプローチに強みがあると考えられています。ただし、どちらが適しているかは肌の状態や悩みによって異なるため、医師の診察で判断することが重要です。
Q6:ポテンツァの料金はどのくらいですか?
A.
ポテンツァは自由診療(公的医療保険適用外)です。料金は部位・チップの種類(針あり・針なし)・回数(単回・コース)によって異なります。具体的な金額・キャンペーン情報は当院のポテンツァ専用ページをご確認いただくか、カウンセリング時にお気軽にお尋ねください。
Q7:千里中央以外の院でもポテンツァを受けられますか?
A.
千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、ポテンツァは千里中央院のみでのご提供となります(江坂院・みのお院では行っておりません)。千里中央駅から徒歩約5分、駐車場9台完備ですので、豊中・吹田エリアからもアクセスしやすい立地です。













