エラボトックス(咬筋ボトックス)とは、顎のエラ部分にある咬筋(こうきん)にボツリヌストキシン(A型)を注射し、筋肉の過剰な収縮を抑えることでフェイスラインをすっきりさせる効果が期待できる美容医療です。※公的医療保険適用外

「エラが張っていて顔が大きく見える」「歯ぎしりや食いしばりが気になる」というお悩みは、その原因が骨格性咬筋の肥大かによって適切な治療法が異なります。本記事では、大阪大学医学博士・日本皮膚科学会皮膚科専門医である花房崇明理事長の監修のもと、エラボトックスの仕組み・効果・副作用・料金を詳しく解説します。千里中央・豊中・吹田エリアでエラ張り治療をお考えの方はぜひ参考にしてください。

監修者:花房 崇明

監修医師

理事長:花房 崇明(はなふさ たかあき)

[ 資 格 ]

・医学博士(大阪大学大学院) / 日本皮膚科学会皮膚科専門医

・日本アレルギー学会アレルギー専門医 / 日本抗加齢医学会専門医

・難病指定医

[ 所属学会 ]

・日本皮膚科学会 / 日本アレルギー学会 / 日本臨床皮膚科医会 / 日本美容皮膚科学会 / 日本抗加齢医学会 等

目次

1. エラ張りの原因|骨格性 vs 咬筋肥大の見極め

エラボトックスを検討する前に、まずエラ張りの原因を正しく把握することが大切です。エラ張りには大きく分けて2つの原因があります。

① 骨格性エラ張り(下顎角の張り出し)

下顎の骨自体が外側に張り出しているタイプです。生まれつきの骨格によるものが多く、触ると硬い骨の出っ張りを感じます。歯を食いしばっても輪郭の変化がほとんどないのが特徴です。

② 咬筋肥大によるエラ張り

食いしばり・歯ぎしり・硬いものを噛む習慣などで咬筋(こうきん)が発達・肥大したタイプです。奥歯を食いしばると頬の下部が膨らむ感覚があれば、咬筋肥大の可能性が高いとされています。エラボトックスが効果を発揮しやすいのは、この咬筋肥大タイプです。

【セルフチェック】奥歯を強く食いしばったとき、顎の下部(エラ付近)がぷくっと膨らむ場合は咬筋肥大の可能性があります。骨格性か筋肉性かは、医師による触診・問診で判断しますので、まずは専門医にご相談ください。

2. 咬筋肥大にはエラボトックスで改善が期待できる

咬筋肥大が原因のエラ張りには、千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 ボトックス施術ページでもご紹介しているエラボトックス(咬筋ボトックス)が有効な選択肢の一つです。

ボツリヌストキシン(A型)を咬筋に注射することで筋肉の過剰な収縮を抑制し、筋肉量の減少によるフェイスラインのスリム化が期待できます。また、食いしばりや歯ぎしりの軽減にも役立つとされています。

項目骨格性エラ張り咬筋肥大によるエラ張り
原因下顎骨の形状咬筋の過発達
食いしばり時の変化ほぼなしエラ部分が膨らむ
エラボトックスの適応適応外改善が期待できる
治療の選択肢外科的治療など要相談ボトックス注射

3. 骨格性エラ張りはボトックスの適応外

下顎骨の骨格が原因のエラ張りに対しては、ボトックス注射は適応外となります。骨格性の場合は整形外科・口腔外科・形成外科などでの外科的アプローチが検討されますが、リスクや回復期間も大きく異なります。いずれの場合も、まず専門医による正確な診断が不可欠です。

【やってはいけないNG行動】

  • 原因を確認せずに自己判断でボトックスを受ける
  • 資格・実績が不明な施術者に任せる
  • 施術後に激しい運動・飲酒・長時間の入浴・サウナを当日に行う
  • 注射部位を強く揉んだりマッサージしたりする

4. 施術の流れ

エラボトックスの施術は注射自体は15分程度と短時間で完了します。基本的に麻酔は不要ですが、痛みが心配な方には表面麻酔クリーム(別途1,650円・税込)をご用意しています。

STEP 1|カウンセリング・診察

エラ張りの原因(骨格性か咬筋肥大か)を医師が触診・問診で確認します。治療の適応・効果の見込み・リスクについて丁寧に説明します。

STEP 2|注射部位のマーキング

咬筋の位置を確認しながら、注射部位をマーキングします。

STEP 3|ボトックス注射(約15分)

ボツリヌストキシンを咬筋に注射します。使用する製剤は、厚生労働省承認のボトックスビスタ®(アラガン・エステティックス社)またはヒューゲル社製A型ボツリヌストキシン(韓国KFDA承認)です。当院の花房理事長はボトックスビスタ®認定医です。

STEP 4|アフターケアの説明・終了

当日からメイク・洗顔は可能です。ただし当日の激しい運動・飲酒・長時間の入浴・サウナはお控えください。注射部位を強く揉むことも避けてください。

5. 効果の出方と持続期間

エラボトックスは注射後すぐに変化が現れるわけではありません。フェイスラインの変化を実感しやすいのは注射後1〜2ヶ月後とされており、咬筋が徐々に萎縮することでエラのラインが整ってくるとされています。

【効果の目安(個人差あり)】

  • 注射後数日〜数週間:咬筋の動きが抑制されはじめる
  • 1〜2ヶ月後:フェイスラインのスリム化を感じやすい時期
  • 効果の持続:概ね3〜6ヶ月程度(個人差があります)
  • 効果を維持するには定期的な反復投与が必要です

6. 副作用・リスクについて

エラボトックスは比較的安全性が高い治療とされていますが、以下のような副作用・リスクが生じる可能性があります。事前に十分ご確認ください。

  • 注射部位の腫れ・赤み・内出血:数日以内に落ち着くことが多いとされています
  • 咬む力の一時的な低下:硬いものが噛みにくくなる場合があります
  • 頬のこけ(頬のくぼみ):咬筋が萎縮することで頬がこけて見える場合があります
  • 左右差:効果の出方に左右差が生じる場合があります
  • 頭痛:まれに生じることがあります
  • 効果不十分:骨格の影響が強い場合など、期待通りの変化が得られないことがあります
  • アレルギー反応:まれにボツリヌストキシンや製剤成分に対するアレルギーが起こることがあります

施術を受けられない方

以下に該当する方はエラボトックスを受けることができません。

  • 妊娠中・授乳中・妊娠の可能性がある方
  • 重症筋無力症などの神経筋疾患がある方
  • ボツリヌストキシンや製剤成分にアレルギーのある方

また、投与中および最終投与後は避妊が必要です(女性は2回の月経を経るまで、男性は3ヶ月)。詳細は診察時に医師にご確認ください。

7. 歯ぎしり・食いしばり改善への活用

エラボトックスは小顔目的だけでなく、歯ぎしり(ブラキシズム)や食いしばりの軽減にも活用されることがあります。咬筋の過剰な収縮を抑えることで、歯や顎関節への負担が軽減される効果が期待できるとされています。歯科治療と並行して検討される方もいらっしゃいます。ただし、歯ぎしり・食いしばりへの適用はあくまで自由診療(公的医療保険適用外)であり、症状によっては歯科・口腔外科への受診が優先される場合もあります。

8. 当院の料金(税込・公的医療保険適用外)

千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科のエラボトックスの料金は以下のとおりです。

メニュー料金(税込)
エラ(咬筋)ボトックス44,000円
エラ(ストロング)ボトックス77,000円
麻酔クリーム(希望時のみ別途)1,650円

※ストロングは通常より多い単位数を使用するメニューです。どちらが適しているかは医師が診察のうえ判断します。上記はすべて公的医療保険適用外の自由診療です。料金は予告なく変更になる場合があります。最新情報は診察時またはお問い合わせにてご確認ください。

千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科は、千里中央駅から徒歩約5分・駐車場9台完備と、豊中・吹田エリアからもアクセスしやすい立地です。皮膚科専門医・アレルギー専門医のダブル資格を持つ花房理事長が診察を担当し、お一人おひとりの状態に合わせた治療方針をご提案します。

9. まとめ

まとめ|エラボトックスは原因の見極めが重要。専門医にご相談を

エラボトックス(咬筋ボトックス)は、咬筋肥大が原因のエラ張りに対して小顔効果が期待できる治療です。ただし骨格性のエラ張りには適応外であり、まず正確な診断が大切です。

  • 咬筋肥大タイプ:食いしばり時にエラが膨らむ方はボトックスが有効な選択肢
  • 骨格性タイプ:ボトックスは適応外。外科的治療など他の選択肢を専門医と相談
  • 効果の実感:注射後1〜2ヶ月後に変化を感じやすく、持続は概ね3〜6ヶ月(個人差あり)
  • 副作用:咬む力の一時的低下・頬のこけ・内出血などが起こる場合があります
  • 料金:エラ44,000円・ストロング77,000円(税込・公的医療保険適用外)

最終的な診断・治療方針は必ず医師の診察を受けたうえでご判断ください。千里中央・豊中・吹田エリアでエラ張りや小顔治療をお考えの方は、ぜひ千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科にご相談ください。

千里中央でボトックス治療のご相談は花ふさ皮ふ科・美容皮膚科へ

シワ・小顔・多汗症のお悩みは、皮膚科専門医・ボトックスビスタ®認定医がカウンセリングのうえ最適な治療プランをご提案します。

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FAQ(よくある質問)

Q1:エラボトックスはどのくらいで効果が出ますか?

A.
注射後すぐに変化が現れるわけではなく、咬筋が徐々に萎縮していくため、フェイスラインの変化を感じやすいのは注射後1〜2ヶ月後とされています。効果の出方には個人差があります。

Q2:エラボトックスの効果はどのくらい持続しますか?

A.
効果の持続期間は概ね3〜6ヶ月程度とされています(個人差があります)。効果を維持するには定期的な反復投与が必要です。繰り返し施術することで、咬筋が萎縮しやすくなる場合があるとされています。

Q3:骨格性のエラ張りにもボトックスは効きますか?

A.
骨格(下顎骨)の形状が原因のエラ張りには、エラボトックスは適応外です。ボトックスは筋肉に作用する治療であるため、骨格そのものを変えることはできません。骨格性の場合は外科的治療などが検討されますが、まず専門医による診断をお受けください。

Q4:施術後に気をつけることはありますか?

A.
当日からメイク・洗顔は可能です。ただし、当日の激しい運動・飲酒・長時間の入浴・サウナはお控えください。また、注射部位を強く揉んだりマッサージしたりすることも避けてください。施術後に気になる症状が出た場合は、速やかに当院にご連絡ください。

Q5:エラボトックスの副作用にはどんなものがありますか?

A.
主な副作用として、注射部位の腫れ・赤み・内出血、咬む力の一時的な低下、頬のこけ(くぼみ)、左右差、頭痛などが報告されています。まれにアレルギー反応が起こる場合もあります。気になる症状が続く場合は医師にご相談ください。

Q6:エラボトックスは痛いですか?麻酔は必要ですか?

A.
基本的に麻酔は不要ですが、痛みが心配な方には表面麻酔クリーム(別途1,650円・税込)をご用意しています。注射時の痛みには個人差がありますので、ご不安な方はカウンセリング時にご相談ください。

Q7:歯ぎしり・食いしばりにもエラボトックスは有効ですか?

A.
咬筋の過剰な収縮を抑えることで、歯ぎしりや食いしばりの軽減が期待できるとされています。ただし、あくまで自由診療(公的医療保険適用外)であり、症状によっては歯科・口腔外科への受診が優先される場合もあります。まずは医師にご相談ください。