おでこのシワ(額のシワ)は、表情筋の繰り返しの動きによる「動きジワ(表情ジワ)」と、皮膚のハリ低下や組織のボリュームロスによる「静止ジワ(刻まれたシワ)」の2種類に大別されます。どちらのタイプか、あるいは両方が混在しているかによって、ヒアルロン酸注入ボトックス注射の適応が異なります。本記事では、大阪・千里中央の皮膚科専門医監修のもと、おでこのシワに対する治療の考え方と使い分けをわかりやすく解説します。
※ヒアルロン酸注入・ボトックス注射はいずれも公的医療保険適用外(自由診療)です。

監修者:花房 崇明

監修医師

理事長:花房 崇明(はなふさ たかあき)

[ 資 格 ]

・医学博士(大阪大学大学院) / 日本皮膚科学会皮膚科専門医

・日本アレルギー学会アレルギー専門医 / 日本抗加齢医学会専門医

[ 所属学会 ]

・日本皮膚科学会 / 日本アレルギー学会 / 日本美容皮膚科学会 等

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ヒアルロン酸 担当医

森 久美子 医師(女性医師)毎週月曜担当

大阪大学医学部卒業。当院でヒアルロン酸注入を担当。お顔全体のバランスを診て、ジュビダームビスタ®シリーズから自然な仕上がりを目指した注入をご提案します。カウンセリングのみのご来院も可能です。▶ WEB予約はこちら

目次

おでこのシワができる仕組み

おでこのシワが生じる主な原因は、大きく2つに分けられます。

① 表情筋の繰り返しの動き(動きジワ)

眉を上げる・驚く・考え込むなどの表情をつくるとき、前頭筋(ぜんとうきん)が収縮し、皮膚が折りたたまれます。若いうちは皮膚の弾力で元に戻りますが、加齢とともにコラーゲンやエラスチンが減少し、繰り返しの折れ目がシワとして定着していきます。これが「動きジワ(表情ジワ)」です。

② 皮膚のハリ低下・組織のボリュームロス(静止ジワ)

加齢による皮下脂肪の減少・骨格の変化・皮膚の菲薄化(ひはくか:薄くなること)が進むと、顔全体にボリュームロスが生じます。額においても組織がやせることで皮膚がたるみ、静止時(表情を動かさなくても)にもシワやくぼみが目立つようになります。これが「静止ジワ(刻まれたシワ)」です。

ポイント:おでこのシワは「動きジワ」「静止ジワ」、またはその両方が混在しているケースが多くあります。どのタイプかを正確に見極めることが、適切な治療選択の第一歩です。

動きジワ vs 静止ジワ:治療アプローチの違い

シワのタイプによって、推奨される治療アプローチが異なります。

動きジワ(表情ジワ)→ ボトックスが基本的な選択肢

表情筋の過剰な収縮によって生じる動きジワには、ボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)が基本的な選択肢とされています。筋肉の動きを一時的に抑えることで、シワが寄りにくい状態にする効果が期待できます。動きジワの段階で対処することで、静止ジワへの進行を遅らせる可能性があるとされています。

静止ジワ(刻まれたシワ・くぼみ)→ ヒアルロン酸注入が選択肢に

表情を動かしていない状態でも目立つシワや、ボリュームロスによるくぼみには、ヒアルロン酸注入が選択肢のひとつになります。皮下にヒアルロン酸製剤を注入してふくらみやハリを補うことで、シワやくぼみを目立ちにくくする効果が期待できます。ただし、シワの深さや状態によって改善の程度には個人差があります。

両方が混在している場合 → 併用が検討されることも

動きジワと静止ジワが混在している場合は、ボトックスとヒアルロン酸の併用が検討されるケースもあります。ただし、どの治療をどの順番で行うかは、顔全体のバランスや状態を踏まえて医師が診察のうえ判断します。

【やってはいけないNG行動】

  • 自己判断でどちらかの施術を決めてしまう(シワのタイプを誤ると効果が得られにくい場合があります)
  • インターネットの情報だけで治療内容を決定する
  • 施術直後に注入部位を強くこすったり、激しく押さえたりする

ヒアルロン酸とボトックスの違い(比較表)

ヒアルロン酸注入とボトックス注射は、作用機序・効果の出方・持続期間・主な対象シワが異なります。どちらが優れているという性質のものではなく、シワのタイプや目的によって使い分けが検討されます。

項目ヒアルロン酸注入ボトックス注射
作用機序皮下にヒアルロン酸を注入しボリュームを補う筋肉の収縮を一時的に抑制する
主な対象静止ジワ・くぼみ・ボリュームロス動きジワ(表情ジワ)
効果の出方注入直後からふくらみ・ハリの変化が期待できる注射後数日〜1週間程度で効果が出始めるとされる
持続期間の目安製剤・部位・個人差により数ヶ月〜2年程度部位・個人差により3〜6ヶ月程度が目安とされる
永続性永続しない。維持には定期的な追加注入が必要永続しない。効果が薄れたら追加注射が必要
保険適用なし(自由診療)なし(自由診療)※美容目的の場合

※上記の持続期間はあくまで目安であり、個人差があります。

▶ 月曜担当の森 久美子 医師がカウンセリングを行います。ヒアルロン酸のWEB予約はこちら

深いシワ(刻まれたシワ)への対応と限界

長年にわたって形成された深い刻まれたシワは、1回の施術で完全に消えることを約束できるものではありません。

深いシワに対してヒアルロン酸注入を行う場合、シワの溝を内側から持ち上げて目立ちにくくする効果が期待できますが、シワの深さ・皮膚の状態・年齢によって改善の程度は異なります。また、複数回の施術や、ボトックスとの組み合わせ、その他の美容医療との併用が検討されるケースもあります。

深いシワを改善するためのポイント:
深いシワには、まずボトックスで筋肉の動きを抑えてシワが深くなるのを防ぎつつ、ヒアルロン酸で残ったくぼみを補う、という段階的なアプローチが検討される場合があります。いずれも医師の診察のうえ、お顔全体のバランスを見ながら治療プランを立てることが大切です。

当院での施術の進め方・料金

担当医師・予約について

千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、ヒアルロン酸注入を森久美子医師(女性医師)が担当しています。森医師の診療日は毎週月曜日です。ヒアルロン酸注入のカウンセリング・施術をご希望の方は、月曜日の森医師の予約枠にてご予約ください。

使用製剤

当院で使用するヒアルロン酸製剤は、アラガン社のジュビダームビスタ®シリーズ(ボリューマ・ボリフト・ボルベラ)です。部位やお悩みの内容に応じて、医師の診察のうえ最適な製剤を選択します。

料金(ヒアルロン酸注入)

項目内容
ヒアルロン酸注入(1本あたり)77,000円(消費税込)※公的医療保険適用外
使用本数カウンセリングにて決定(部位・状態により異なる)
施術時間約15〜20分
麻酔クリーム麻酔・ブロック麻酔の併用が可能

※ボトックス注射の料金は別メニューとなります。カウンセリング時にご案内いたします。

千里中央駅(北大阪急行・大阪モノレール)から徒歩約5分、駐車場も9台完備しておりますので、豊中・吹田エリアからもご来院いただきやすい環境を整えています。

施術後の注意点・副作用・リスク

施術当日の過ごし方

施術当日からメイク・洗顔・入浴は可能です。ただし、注入部位を強くこすったり押さえたりすることはお控えください。

ダウンタイムと副作用

ヒアルロン酸注入のダウンタイムは一般的に少ないとされていますが、以下のような副作用・リスクが生じることがあります。

  • 注射部位の赤み・腫れ・内出血・痛み・違和感
  • 左右差・しこり・製剤の偏り
  • 感染
  • まれにアレルギー反応
  • まれに血管塞栓に伴う重篤な合併症(皮膚壊死・視力障害など)が起こり得るリスク

赤みや軽い腫れ・内出血は多くの場合時間とともに軽快しますが、軽快までの期間には個人差があります。重篤な合併症はまれですが、リスクをゼロにすることはできません。当院では医師の診察と適切な手技によりリスクの低減に努めています。気になる症状が続く場合は速やかにご連絡ください。

まとめ|おでこのシワとヒアルロン酸・ボトックスの使い分け

おでこのシワには「動きジワ」と「静止ジワ」があり、タイプに応じた治療選択が重要です。

  • 動きジワ(表情ジワ):ボトックス注射が基本的な選択肢
  • 静止ジワ・くぼみ:ヒアルロン酸注入が選択肢のひとつ
  • 両方が混在:医師の診察のうえ、併用を検討するケースも
  • 深いシワ:1回の施術で完全消失を約束することはできません。段階的なアプローチが検討されます
  • 当院のヒアルロン酸注入:月曜担当の森久美子医師(女性医師)が担当。1本77,000円(税込・保険適用外)

最終的な治療方針は、医師の診察を受けたうえでご判断ください。千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、皮膚科専門医・アレルギー専門医の資格を持つ花房崇明理事長(医学博士)のもと、患者さんのお悩みに寄り添った診療を行っています。

ヒアルロン酸のカウンセリングは月曜の森久美子医師へ|千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

当院のヒアルロン酸注入は、毎週月曜担当の森久美子医師がカウンセリングと施術を行っています。おでこ・こめかみ・頬・ほうれい線・顎などのお悩みに対し、お顔全体のバランスを診たうえで、ジュビダームビスタ®シリーズの中から適切な製剤と注入量をご提案します。カウンセリングのみのご利用も可能です。WEB予約時に『月曜・森医師』をご指定ください。

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FAQ(よくある質問)

Q1:おでこのシワにはヒアルロン酸とボトックスどちらが向いていますか?

A.
シワのタイプによって異なります。表情を動かしたときに出る「動きジワ」にはボトックス注射が基本的な選択肢とされ、表情を動かさなくても目立つ「静止ジワ・くぼみ」にはヒアルロン酸注入が選択肢のひとつになります。両方が混在している場合は併用が検討されることもあります。どちらが適しているかは医師の診察のうえ判断しますので、まずはカウンセリングをご受診ください。

Q2:おでこのヒアルロン酸注入の料金はいくらですか?

A.
当院(千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科)では、ヒアルロン酸注入は1本(1シリンジ)あたり77,000円(消費税込)です。公的医療保険適用外(自由診療)となります。必要な本数は部位やお悩みの状態によって異なり、カウンセリング時に医師がご説明します。ボトックス注射は別メニューとなりますので、カウンセリング時にご案内いたします。

Q3:ヒアルロン酸の効果はどのくらい持続しますか?

A.
使用する製剤・注入部位・個人差により異なりますが、一般的に数ヶ月〜2年程度が目安とされています。効果は永続するものではなく、維持するためには定期的な追加注入が必要です。当院で使用するジュビダームビスタ®ボリューマは比較的長く持続する設計とされていますが、個人差があります。詳しくは診察時にご相談ください。

Q4:深いおでこのシワはヒアルロン酸で改善できますか?

A.
深い刻まれたシワは、ヒアルロン酸注入によってシワの溝を内側から持ち上げ、目立ちにくくする効果が期待できます。ただし、シワの深さ・皮膚の状態・年齢によって改善の程度には個人差があり、1回の施術で完全に消えることを約束できるものではありません。複数回の施術や、ボトックスとの組み合わせが検討されるケースもあります。まずは医師の診察を受けてご相談ください。

Q5:ヒアルロン酸注入の副作用やリスクが心配です。

A.
注射部位の赤み・腫れ・内出血・痛みなどは比較的よく見られる反応で、多くの場合時間とともに軽快しますが、軽快までの期間には個人差があります。そのほか、しこり・左右差・感染・まれにアレルギー反応が起こることがあります。また、まれではありますが血管塞栓に伴う皮膚壊死・視力障害などの重篤な合併症が起こり得るリスクがあります。リスクをゼロにすることはできませんが、当院では医師の診察と適切な手技によりリスクの低減に努めています。

Q6:ヒアルロン酸注入はどの医師が担当しますか?予約方法を教えてください。

A.
当院のヒアルロン酸注入は、森久美子医師(女性医師)が担当しています。森医師の診療日は毎週月曜日です。ヒアルロン酸注入のカウンセリング・施術をご希望の方は、月曜日の森医師の予約枠にてご予約ください。当院は千里中央駅(北大阪急行・大阪モノレール)から徒歩約5分、駐車場も完備しており、豊中・吹田エリアからもご来院いただけます。

Q7:施術当日はメイクできますか?

A.
はい、施術当日からメイク・洗顔・入浴は可能です。ただし、注入部位を強くこすったり押さえたりすることはお控えください。施術後に気になる症状がある場合は、お早めにご連絡ください。