医療脱毛とは、医師の管理のもと医療用レーザーを使って毛根にダメージを与え、長期的に毛を減らすことを目指す医療行為です。エステ・サロンの光脱毛より出力が高く、医療機関でしか扱えません。
「何回通えばいいの?」「いつ効果を感じられる?」——医療脱毛を検討する方から最もよく聞かれる疑問です。結論を先にお伝えすると、完了の目安は5〜10回程度、期間は約1〜2年ですが、部位・毛質・肌質・個人差によって大きく異なります。本記事では、その理由となる「毛周期のしくみ」から、効果を実感し始める時期、通う間隔まで皮膚科専門医が丁寧に解説します。
※本記事で紹介する医療脱毛は公的医療保険適用外(自由診療)です。
目次
医療脱毛の回数が「5〜10回」になる理由
医療脱毛のレーザーは、成長期の毛(毛根が活発に活動している毛)にしか効果的にダメージを与えられません。これが、1回の照射では完了しない最大の理由です。
毛には「生えている毛」と「眠っている毛」がある
皮膚の中の毛は、すべてが同じタイミングで成長しているわけではありません。体毛は大きく3つの状態を繰り返しています。
- 成長期:毛根が活発で、レーザーが最も効きやすい時期
- 退行期:毛根の活動が弱まる時期
- 休止期:毛が抜け落ち、次の毛が準備される時期
1回の照射でレーザーが届けられるのは、そのとき「成長期」にある毛だけです。皮膚の表面から見えている毛のうち、成長期にあるものは全体の約20〜30%程度とされています。つまり、1回照射しただけでは残りの毛には十分な効果が及ばないため、複数回の照射を繰り返す必要があります。
【ポイント】医療脱毛のレーザーは成長期の毛にしか効果的に作用しません。全ての毛が成長期を迎えるタイミングで照射するために、複数回・定期的な通院が必要です。
約2ヶ月ごとに通う理由——毛周期とは?
毛周期(もうしゅうき)とは、毛が成長・退行・休止を繰り返すサイクルのことです。部位によって周期の長さは異なりますが、体の多くの部位では約2ヶ月(6〜8週間)程度で次の成長期が訪れます。
この周期に合わせて照射することで、前回の照射では休止期だった毛が成長期を迎えたタイミングを逃さず、効率よく毛根にダメージを与えられます。
【やってはいけないNG行動】
- 照射間隔を自己判断で短くする(成長期でない毛に照射しても効果が下がる)
- 照射前に毛を抜く・ワックス脱毛をする(毛根ごと抜いてしまうとレーザーが届かなくなる)
- 施術後に日焼けをする(色素沈着・やけどのリスクが高まる)
部位別・毛質別の回数目安
必要な回数は部位・毛の太さ・毛量・肌質・個人差によって異なります。下記はあくまで目安です。実際の回数は医師の診察で確認してください。
| 部位 | 回数の目安 | 1回あたりの間隔 |
|---|---|---|
| ワキ | 5〜8回程度 | 約2ヶ月 |
| 腕・脚 | 6〜10回程度 | 約2ヶ月 |
| 顔(産毛中心) | 6〜10回程度 | 約2ヶ月 |
| VIO | 6〜10回程度 | 約2〜3ヶ月 |
| ひげ(メンズ) | 8〜12回程度 | 約2〜3ヶ月 |
| 全身 | 部位により異なる | 約2ヶ月 |
※上記はあくまで目安です。毛質・肌質・個人差により大きく異なります。
毛が濃い・太い部位ほど回数がかかりやすい
ひげやVIOのように毛が太く・濃い部位は、毛根へのダメージが蓄積されるまでにより多くの照射が必要になる傾向があります。一方、ワキのように比較的毛が太く本数が少ない部位は、早めに自己処理が楽になることが多いとされています。
VIOの詳しい回数・施術の流れについては、当院のVIO脱毛専用記事をご覧ください。ひげ脱毛についてはメンズひげ脱毛の専用記事で詳しく解説しています。
効果はいつから実感できる?
医療脱毛を始めた方が「自己処理が楽になった」と感じ始めるのは、個人差はありますが3〜5回目前後が多いとされています。
施術後の経過イメージ
- 1〜2回目:照射後2〜3週間で毛が自然に抜け始める。まだ全体の毛量の変化は小さい
- 3〜4回目:毛量が明らかに減り、自己処理の頻度が減ってくる方が多い
- 5〜6回目以降:さらに毛が細く・少なくなり、自己処理が大幅に楽になる
- 8〜10回以降:毛がほとんど目立たなくなる方も多いが、個人差が大きい
【大切なお知らせ】照射後すぐに毛が消えるわけではありません。施術後2〜3週間かけて毛が自然に抜け落ちます。また、効果には個人差があり、必ずしも一定の回数で完了するとは限りません。医師と相談しながら計画を立てることが重要です。
主なリスク・副作用について
医療脱毛は医療行為であり、以下のようなリスク・副作用が起こることがあります。気になる症状が出た場合はすぐに担当医師にご相談ください。
- 施術部位の発赤・ほてり(多くは数時間〜数日で改善)
- 毛嚢炎(もうのうえん):毛穴に炎症が起きる状態
- 水疱・やけど:まれに起こることがある
- 色素沈着:肌が黒ずむことがある
- 硬毛化(こうもうか):照射後に毛が太くなることがある(特に産毛の多い部位)
- 痛み:VIO・ワキなど敏感な部位では感じやすい
皮膚科専門医が常駐するクリニックであれば、こうした肌トラブルへの対応もその場で相談できます。
花ふさ皮ふ科グループの医療脱毛
千里中央・豊中・吹田エリアで医療脱毛をお考えの方に、千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科(大阪府豊中市)をはじめとする花ふさ皮ふ科グループ3院をご紹介します。
厚生労働省承認の熱破壊式医療レーザーを使用
当グループでは、厚生労働省承認の熱破壊式医療レーザー機器を使用しています。千里中央院・江坂院ではジェントルマックスプロ(プラス)を導入。アレキサンドライトレーザー(755nm)とNd:YAGレーザー(1064nm)の2波長を使い分け、幅広い肌質・毛質に対応します。冷却機能により痛みを軽減できます。みのお院ではスプレンダーX(2波長同時照射・ダブル冷却)を使用しています。
皮膚科専門医が常駐——肌トラブルにもその場で対応
当グループの最大の特徴は、皮膚科専門医・アレルギー専門医のダブル資格を持つ医師が診療にあたる点です。アトピー・ニキビ・敏感肌など肌に不安がある方も安心してご相談いただけます。万が一、施術後に発赤・毛嚢炎などの肌トラブルが生じた場合も、皮膚科専門医がその場で対応します。千里中央院には硬毛化保証制度もございます。
千里中央院は千里中央駅から徒歩約5分、駐車場9台完備。全身・顔・VIO・ワキ・腕脚・うなじ・メンズ(ひげ・全身)など幅広い部位に対応しています。
料金は部位・プラン・院によって異なります。具体的な金額・キャンペーン情報は各院のページでご確認ください。(※公的医療保険適用外・自由診療)
医療脱毛は、花ふさ皮ふ科グループ3院で受けられます(※自由診療)
- 千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科(千里中央・豊中・吹田)|ジェントルマックスプロ
- 江坂駅前花ふさ皮ふ科・美容皮膚科(江坂駅から徒歩約1分・吹田)|ジェントルマックスプロ
- みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科(箕面萱野駅直結・箕面・茨木・池田)|スプレンダーX
いずれも厚生労働省承認の熱破壊式医療レーザーを使用し、皮膚科専門医の管理のもとで施術。肌トラブル時もその場で対応できます。料金は院・部位・プランで異なります。
医療脱毛のご相談・ご予約は花ふさ皮ふ科グループへ
皮膚科専門医による医療脱毛(※公的医療保険適用外の自由診療)。肌トラブルにも医師がその場で対応できるのが強みです。料金・キャンペーンは各院のページ、ご予約はWEB予約からどうぞ。
まとめ|医療脱毛の回数・期間は医師と一緒に計画を
医療脱毛に必要な回数・期間について、重要なポイントをまとめます。
- 完了の目安は5〜10回程度:部位・毛質・肌質・個人差により異なる
- 約2ヶ月ごとに通う理由:毛周期(成長期の毛にしかレーザーが効かない)に合わせるため
- 効果を実感し始める時期:個人差はあるが3〜5回目前後から自己処理が楽になる方が多い
- リスク・副作用がある:発赤・毛嚢炎・やけど・色素沈着・硬毛化・痛みなどが起こることがある
- 必要回数は自己判断しない:医師の診察のもとで個人に合った計画を立てることが大切
千里中央・豊中・吹田エリアで医療脱毛をご検討の方は、皮膚科専門医が常駐する花ふさ皮ふ科グループへお気軽にご相談ください。最終的な治療方針・回数の計画は、医師の診察に基づいて決定します。
※本記事の内容は医学博士・皮膚科専門医 花房 崇明(千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 理事長)が監修しています。
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医療脱毛のご相談・ご予約は花ふさ皮ふ科グループへ
皮膚科専門医による医療脱毛(※公的医療保険適用外の自由診療)。肌トラブルにも医師がその場で対応できるのが強みです。料金・キャンペーンは各院のページ、ご予約はWEB予約からどうぞ。
FAQ(よくある質問)
Q1:医療脱毛は何回で完了しますか?
A.
完了の目安は5〜10回程度ですが、部位・毛質・肌質・個人差によって大きく異なります。毛が太く濃い部位(ひげ・VIOなど)は回数が多くなる傾向があります。自己判断せず、担当医師と相談しながら計画を立てることをおすすめします。
Q2:医療脱毛はなぜ2ヶ月ごとに通うのですか?
A.
医療脱毛のレーザーは、成長期の毛にしか効果的に作用しません。毛は「成長期・退行期・休止期」のサイクルを繰り返しており、体の多くの部位では約2ヶ月ごとに次の成長期が訪れます。このタイミングに合わせて照射することで、効率よく毛根にダメージを与えられます。
Q3:医療脱毛の効果はいつから実感できますか?
A.
個人差はありますが、3〜5回目前後から自己処理が楽になったと感じる方が多いとされています。施術後すぐに毛が消えるのではなく、照射後2〜3週間かけて毛が自然に抜け落ちます。毛量の変化を実感するまでには複数回の照射が必要です。
Q4:医療脱毛のリスク・副作用はありますか?
A.
はい、医療脱毛には副作用・リスクがあります。主なものとして発赤・ほてり・毛嚢炎・水疱・やけど・色素沈着・硬毛化・痛みなどが起こることがあります。皮膚科専門医が常駐するクリニックであれば、こうしたトラブルへの対応もその場で相談できます。気になる症状が出た場合は速やかに担当医師にご連絡ください。
Q5:エステ脱毛と医療脱毛の違いは何ですか?
A.
最大の違いは使用できる機器の出力と施術者です。医療脱毛は医師の管理のもと医療用レーザーを使用し、エステ・サロンの光(美容)脱毛より出力が高く、医療機関でしか扱えません。そのため、長期的な減毛効果が期待しやすいとされています。また、医療機関では肌トラブルが生じた際に医師が直接対応できる点も大きな違いです。なお、医療脱毛は公的医療保険適用外(自由診療)です。
Q6:アトピーや敏感肌でも医療脱毛を受けられますか?
A.
肌の状態によっては施術が可能な場合がありますが、必ず事前に医師の診察を受けてください。花ふさ皮ふ科グループは皮膚科専門医・アレルギー専門医のダブル資格を持つ医師が診療にあたっており、アトピー・ニキビ・敏感肌など肌に不安がある方もご相談いただけます。施術可否・注意事項は個人の肌状態により異なります。













