江坂駅前花ふさ皮ふ科(大阪・吹田市・大阪市)のしわ・たるみ治療 高周波治療機器シルファームの効果とは
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監修者 ・医学博士(大阪大学大学院) |
[ 所属学会 ] ・日本皮膚科学会 |
今回は江坂駅前花ふさ皮ふ科で導入している高周波治療機器
シルファームの効果について詳しく説明していきます。
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シルファームとは?
シルファームは、マイクロニードル(極細の針)と高周波(RF)を組み合わせた治療機器です。
特に、肝斑・赤ら顔・毛穴の開き・ニキビ跡・小じわなど、幅広い肌トラブルの改善に効果的です。
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シルファームの主な効果
肝斑の改善
肝斑は、紫外線・摩擦・ホルモンなどの影響を受けて、表皮基底層(表皮の一番下にある層)のメラノサイトから過剰なメラニンが出続けている状態です。
また、基底膜(表皮を支える土台。表皮と真皮をつなげる役割を担う。)に異常が起き、真皮にメラニンが沈着しやすくなっています。
シルファームは皮膚の表皮~真皮浅層に低刺激のRFエネルギーを届けることで、
活性化している基底膜を修復し、再構築することで、過剰なメラノサイトを抑え肝斑を改善します。
他のレーザーでは刺激となって悪化することがある肝斑に対して、シルファームは根本的な肝斑の改善が期待できます。
赤ら顔(毛細血管拡張)の改善
赤ら顔の原因となる微小な血管の拡張にアプローチし、肌の赤みを軽減します。
シルファームによって、真皮層の拡張してしまった異常な毛細血管を縮小させ、
毛細血管の過剰な生成を抑えることで、毛細血管拡張症や赤ら顔、酒さの改善が期待できます。
ニキビ跡・毛穴の開き改善
微細な針が肌に小さな穴を開けることで、肌が本来持つ再生作用が促され、コラーゲン生成が増加します。
その結果、凹凸のある肌や開いた毛穴が引き締まり、滑らかな肌質へ導かれます。
小じわ・たるみの引き締め
真皮層に直接高周波の熱を加えることで、コラーゲンやエラスチンの増生を促し、肌のハリ感がアップします。
フェイスラインのたるみや口元の小じわにも効果的です。
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効果のあらわれ方と持続期間
効果の実感までの期間
治療後すぐに肌のハリ感や引き締まりを実感する方もいますが、
コラーゲン生成などの本格的な効果は2〜4週間後から現れ始め、数ヶ月かけて肌質が変化していきます。
持続期間
一度の施術でも一定の効果はありますが、より高い効果を求める場合は1ヶ月ごとに3〜5回程度の施術がおすすめです。
その後は半年〜1年に1回程度のメンテナンス治療を行うことで、効果を持続させることが可能です。
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シルファームのメリット
シルファームのメリットとして以下が挙げられます。
肝斑の根本治療が可能
肝斑は摩擦を避け、トラネキサム酸の内服などを用いて治療することが基本ですが、それだけでは良くならない方がいらっしゃいます。
そのような方の次の治療としてシルファームは、肝斑が悪化するリスクを最小限に、
肝斑の元となるメラノサイトの活性化を抑え、肝斑の根本治療が可能です。
ダウンタイムが少ない(赤みや軽い腫れが数日程度)
同じマイクロニードルを用いた治療としてダーマペンがありますが、
高周波により皮膚に孔をあけた後に熱を加えることで、施術後の出血やダウンタイムが抑えられるというメリット性があります。
肌質改善と小じわ治療の両立ができる
マイクロニードルで孔をあけ、さらに高周波で熱を加えることで、コラーゲンの増生がより促されます。
肝斑のような色素病変の治療、赤ら顔のような血管病変の治療とともに、小じわ治療としても効果が期待できます。
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副作用や注意点
最後にシルファームを施術する上での、副作用や注意点について説明します。
代表的な副作用として、赤みや腫れが挙げられますが、通常は数時間〜2日ほどで自然に治まります
また、かゆみやヒリヒリ感が一時的に出ることがあります。
針で皮膚に孔を開けることによるによる、小さな出血、紫斑、かさぶたが見られることがあります。数日~1週間程度で目立たなくなります。
その他、色素沈着や毛嚢炎などが起こることがあります。
副作用を防ぐため、施術後は肌を清潔にし、しっかりと保湿することと、紫外線対策を必ず行いましょう。
強い摩擦やピーリング系スキンケアは数日避ける必要があります。
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まとめ
肝斑を安全に改善したい方、毛穴の開きや赤ら顔に悩んでいる、肌全体のハリ・ツヤを取り戻したい方にシルファームの施術はとくにおすすめです。
副作用が比較的少なく、効果の実感と持続力のバランスが良いため、美容医療が初めての方にもおすすめです。
ぜひ一度、江坂駅前花ふさ皮ふ科の美容カウンセリングをお受けください。