目次
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監修者 ・医学博士(大阪大学大学院) ・日本皮膚科学会 / 日本アレルギー学会 |
1. はじめに:繰り返すかゆみと湿疹に悩むあなたへ
人目が気になる赤み、そして何より我慢できない強いかゆみ。「一生この肌と付き合っていくしかないのか」と諦めかけてはいませんか?
これまで標準的な治療を続けても十分に症状が改善しなかった方にとって、アトピー性皮膚炎の治療は今、大きな転換期を迎えています。
このコラムでは、皮膚科専門医・医学博士の知見に基づき、
最新の治療法「デュピクセント」の正体と、あなたが自信の持てる肌を取り戻すための基準について詳しく解説します。
2. アトピー性皮膚炎とは
アトピー性皮膚炎は、皮膚が乾燥し、ホコリやダニなどに対するアレルギーなどで、湿疹やかゆみ、赤みなどの症状が現れる病気です。
原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要素や環境要素が関与していると考えられています。
3. デュピクセントとは:炎症のスイッチをオフにする仕組み
デュピクセントは、「IL-4」と「IL-13」という2つのタンパク質の働きを直接抑えることで、
皮膚の炎症反応を抑制します。これらのタンパク質は、アトピー性皮膚炎の皮膚で増えた状態の
「Th2」というリンパ球から分泌され、皮膚のバリア機能の低下や炎症、かゆみを引き起こします。
受診の目安
既存の治療で半年以上治療しても十分な効果が得られない15歳以上の方や、
中等症〜重症のアトピー性皮膚炎でお悩みの方は、当院の外来を受診してください。
既存の治療で効果が見られなかった方も、一度ご相談ください
webから診察予約をする4. 対象となる方
デュピクセントは、15歳以上のアトピー性皮膚炎患者様で、6ヶ月以上の既存治療で効果が得られなかった方に適応されます。
注射による投与で、初回は2本(600mg)、その後は2週間に1回1本(300mg)を継続します。
5. 治療を始める前に:注意点と費用(高額療養費制度)
非常に効果の高い薬剤ですが、以下の点については注意が必要です。
- デュピクセントを投与できない方:
寄生虫感染のある方、生ワクチン接種予定者、妊娠中・授乳中の方、高齢者、アレルギー性疾患持ちの方は投与時に注意が必要です。 - 費用:
300mgペンの場合で1本あたり53,659円(3割負担で約1.6万円)と高額ですが、「高額療養費制度」を活用することで、所得に応じて自己負担額を大幅に抑えることが可能な場合もあります。 - 定期的な通院:
月に2回の通院が可能な方に限られます。自己注射を選択することも可能です。
6. まとめ:あなたが一生健康な肌で過ごすために
アトピー性皮膚炎は、もはや「治らないから付き合っていくしかない」病気ではありません。
デュピクセントのような革新的な治療の登場により、「かゆみのない普通の生活」を取り戻すことが現実的になっています。
「たかがアトピー」と放置せず、専門医による正しい診断と治療を受けることは、あなたの将来の健康と自信を守るための賢明な選択です。
よくある質問 FAQ
皮膚科専門医による正確な診断が、長年のお悩みを解決し、健やかな肌を取り戻す第一歩となります。アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、千里中央花ふさ皮ふ科・江坂駅前花ふさ皮ふ科・みのお花ふさ皮ふ科を受診ください。

















