脂肪腫とは?その原因と治療法について
脂肪腫は、皮下に発生する良性の腫瘤です。その名の通り、脂肪組織から成るこの腫瘤は、手足や体などの体の各部位に出現することがあります。脂肪腫は一般的には無痛で、扁平で丸い形状をしています。
脂肪腫の原因
脂肪腫の正確な原因はまだ明らかにされていませんが、遺伝的な要素や外傷が関与する可能性が考えられています。また、40歳から60歳の間に最も頻繁に発生するとされています。
脂肪腫の診断
脂肪腫は、触診や画像診断によって診断されます。エコーやX線やMRIなどの画像診断が用いられることがあります。千里中央花ふさ皮ふ科ではエコー検査を行っています。脂肪腫は通常、皮下に存在し、手で軽く押すとその形状が確認できます。
脂肪腫の治療
脂肪腫は良性の腫瘤であるため、特に症状がなければ早急な治療の必要はありません。しかし、大きさが増す場合、または見た目に問題がある場合には、外科的な除去が考えられます。また稀に脂肪肉腫という悪性腫瘍のことがあるので病理検査で細胞を調べます。
まとめ
脂肪腫は良性の皮膚の腫瘤であり、緊急の治療の必要はないことが多いです。しかし、大きかったり、不快感を伴う場合には、皮膚科専門医や形成外科専門医での診察と手術が必要となります。千里中央花ふさ皮ふ科では皮膚科専門医と形成外科専門医が診療していますので、お気軽に受診ください。