床ずれ・皮膚潰瘍
床ずれは褥瘡(じょくそう)と言い、持続的圧迫により、骨と皮膚との間の血流が低下・停止し、皮膚や皮下脂肪が壊死して、潰瘍(深い治りにくい傷)になってしまう病気です。また床ずれ以外にも、糖尿病やタバコなどによる閉塞性動脈硬化症によって血流が低下・停止し足先に潰瘍ができる壊疽(えそ)という病気や免疫のバランスが崩れて皮膚に潰瘍ができる壊疽性膿皮症(えそせいのうひしょう)など、さまざまな原因で皮膚に潰瘍ができることがあります。皮膚に潰瘍ができた場合には、原因を突き止め、診断した上で、潰瘍の状態に応じた塗り薬や飲み薬で治療します。