慢性蕁麻疹(じんましん)とは
突然、蚊に刺されたような、または地図状に見える、痒みを持った小さな皮膚のふくらみができ、数時間で出たり引いたりを繰り返す病気です。痒みを伴うことが多いです。
6週間以上続くじんましんを慢性じんましんといい、約70~80%が原因不明とされています。
治療法
抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬の内服で治療します。
抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬の効果には個人差がありますので、自分にあう薬を探していきます。徐々に飲み薬を減らしていき、最終的には内服薬無しでじんましんが出ない状態を目標に治療します。症状が無くとも、自己判断で中止しないようにしましょう。
注意点
個人差はありますが、1年で5割、3年で9割の人が治るというデータがあります。
蕁麻疹が出ているときは、アルコールの摂取、香辛料の強い食べ物、熱いお風呂、激しい運動を避けましょう。
十分な睡眠・バランスの取れた食事をこころがけましょう。ストレスをためないようにしましょう。
かゆいときは保冷材などで冷やすことも有効です。