皮脂欠乏性湿疹とは
皮膚の皮脂(脂分)が減少することにより皮膚の水分が減少して、乾燥を生じてしまう病気です。体の外側、手足や腰、特に膝から下によくみられます。
空気が乾燥しはじめる秋から冬にかけて症状が出はじめ、真冬になるとひどくなります。
治療法
①保湿剤を使用します。
②かゆみの強い部分にステロイド外用薬を使用します。
③塗り薬だけで、かゆみが治まらない時は、かゆみ止めの飲み薬を使用することもあります。
生活上の注意点
①皮膚の乾燥を防ぐよう、保湿をこまめにしましょう。
②皮脂をとりすぎないことが大切です。石けんを使いすぎたり、ナイロンタオルなどを使ってゴシゴシ洗いすぎないようにしまょう。ナイロンタオルは捨ててください!
③洋服の生地は、できるだけ刺激の少ない綿素材のものを着ましょう。