急性蕁麻疹(じんましん)とは
突然、蚊に刺されたような、または地図状に見える、痒みを持った小さな皮膚のふくらみができ、数時間で出たり引いたりを繰り返す病気です。痒みを伴うことが多いです。
急性じんましんの原因としては、ウイルス感染(感冒、ウイルス性腸炎、発熱など)、薬剤性、食べ物アレルギーなどがありますが、原因が特定できないことも多いです。
治療法
抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬の内服で治療します。また痒みをまぎらわせるために、塗り薬を処方することもあります。
急性じんましんは通常数日でよくなりますが、長引くじんましんは「慢性じんましん」の可能性があり、よくなるまでしばらくかかるものもあります。
注意点
息が苦しい、粘膜症状(目の周り、口の周りが腫れているなど)がある場合は、命に関わる重症のじんましん(アナフィラキシー)の可能性があります。ステロイドの点滴、内服が必要なこともありますので、医療機関をすぐに受診してください。
蕁麻疹が出ているときは、アルコールの摂取、香辛料の強い食べ物、熱いお風呂、激しい運動を避けましょう。
十分な睡眠・バランスの取れた食事をこころがけましょう。
ストレスをためないようにしましょう。かゆいときは保冷材などで冷やすことも有効です。