ニキビとは
ニキビは、「過剰な皮脂」と「毛穴の詰まり」によって白ニキビができ、そして白ニキビが「アクネ菌の繁殖」によって、赤ニキビになります。そしてそのまま放置しておくと、シミや瘢痕(はんこん)になる可能性があります。つまりニキビは、「白ニキビ→赤ニキビ→シミ、瘢痕、跡形」の経過をたどります。
治療法
治療は
①赤ニキビに対する抗生剤の塗り薬と飲み薬
②白ニキビに対する「毛穴の詰まり」を取る、ピーリング作用を持つ塗り薬
の組み合わせが主体になります。その他、漢方やビタミン剤も併用することがあります。
ピーリング作用を持つ薬は、特に最初の2週間は乾燥による刺激感がでるので、保湿ケアのあとに塗ります。少しずつ、面積を広げていくと、皮膚が刺激に慣れていきます。最初から広範囲に塗らないようにしましょう。また、顔が腫れてきた場合は、かぶれた可能性もあるので、早めに受診しましょう。
ニキビは慢性疾患で、治療するのには時間がかかります。気長に根気強く治療しましょう。
当院で行っているニキビ・ニキビ跡に対する自費診療
当院では治りにくいニキビに、自費診療としてイソトレチノインの内服療法も行っております。
またホームケアとして、ピーリング作用をもつ石けんも当院では販売しております。化粧品はノンコメドジェニックと書いた化粧品を使ってください。
その他、自費診療として、凹んでしまったニキビ痕などに有効なフラクショナルレーザーやケミカルピーリングによる治療、ニキビの赤み・赤ら顔に有効なBBLやV beam Prima(ダイレーザー)による治療もおこなっております。
ひげ剃り負けによるニキビの悪化には医療脱毛も有効なことがあります。興味のある方は、看護師・スタッフまでご相談ください。